今回は海外FX業者のレバレッジを徹底比較していくよ。
海外FXのレバレッジを比較すると何がわかるんですか？？
海外FXのレバレッジを比較すると、高いレバレッジを使って少額でのトレードが期待できるんだよ。
特に海外FX業者はレバレッジが数百倍に設定されているから、レバレッジの数値を上げれば少ない資金でトレードできるんだ。
レバレッジが高ければトレード資金を抑えられるということですね。
レバレッジの高い業者を知りたいです。
今回はレバレッジの高い順番に業者を紹介していくから、海外FXのランキングを見ている感覚でレバレッジ比較ができるよ。
海外FX業者はレバレッジが高いことで知られています。
ハイレバレッジを適用させれば、少額で多くの取引数量がトレードできるため、少額でも大きな利益獲得が狙えます。
今回はレバレッジの高い業者から順番に海外FXランキングを紹介しますので、参考にしてください。
海外FX業者のレバレッジ一覧
まずは海外FX業者のレバレッジを一覧で紹介するよ。
レバレッジとロスカットの割合を取り上げるね。
以下で紹介するFXの業者は当ブログ内の他の記事で紹介している「おすすめ海外FX業者9社」の中からランキング形式で紹介していくね。
レバレッジの違いがわかるのは助かりますね。
どのような違いがあるか見ていきましょう。
| 業者名 | 最大レバレッジ | ロスカット率 |
|---|---|---|
 | 無制限 | 0％ |
 | 3,000倍 | 20％ |
 | 1,111倍 | 20％ |
 | 1,000倍 | 20％ |
 | 1,000倍 | 20％ |
 | 1,000倍 | 20％ |
 | 500倍 | 100％ |
 | 400倍 | 0％ |
 | 400倍 | 20％ |
海外FX業者レバレッジランキング
ここからは海外FX業者のレバレッジをランキング形式で紹介するよ。
レバレッジの高い業者から順に説明するね。
レバレッジが高ければお金がなくても大きなトレードができますね。
ランキングがとても楽しみです。
ここからはレバレッジの高い業者から順番にランキング形式で紹介していきます。
レバレッジの上限が高い業者でも、何らかの理由でレバレッジ制限が入る可能性もありますので気をつけてください。
ランキングでは口座ごとに違うレバレッジについて取り上げる他、レバレッジ制限についても説明します。
第1位 Exness
第1位のExnessはレバレッジ無制限でサービスを提供しています。
レバレッジ無制限は誰でもできるシステムですが、無制限にするには条件を満たさなければなりません。
- 最低でも10回の取引
- 5ロット以上の取引
- 保有資産999ドル以下
上記の条件を満たした場合のみ、レバレッジ無制限となります。
条件を満たせない場合の上限は2,000倍です。
取引口座ごとのレバレッジ上限は次のとおりです。
| スタンダード口座 | 無制限 |
| スタンダードセント口座 | 無制限 |
| ロースプレッド口座 | 無制限 |
| ゼロ口座 | 無制限 |
| プロ口座 | 無制限 |
口座によってレバレッジは変更されませんので、どの口座を利用してもレバレッジは同じものとなります。
なお、Exnessは保有している資産によりレバレッジ上限が変更されます。
| 0ドル～999ドル（条件を満たした場合） | 無制限 |
| 0ドル～4,999ドル | 最大2,000倍 |
| 5,000ドル～29,999ドル | 最大1,000倍 |
| 30,000ドル以上 | 最大500倍 |
多くの資金を保有している場合、最大レバレッジが500倍に制限されてしまう点に注意してください。
なお、公式サイトではリアルタイムのレートやスプレッドを確認でき、ログイン後は詳細な取引条件をチェックできます。
第2位 FBS
第2位のFBSは最大レバレッジ3,000倍です。
一見すると高いレバレッジが適用できる業者のように思われますが、実はレバレッジ3,000倍を適用できるのはスタンダード口座だけです。
FBSは口座によってレバレッジ制限が設けられています。
また、FBSは2024年に口座タイプを大幅に見直し、現在は「セント口座」（最大1,000倍）と「スタンダード口座」（最大3,000倍）の2種類のみとなっています。
| スタンダード口座 | 3,000倍 |
| セント口座 | 1,000倍 |
口座によってレバレッジが変わっているため、最大レバレッジを適用させたい場合はスタンダード口座を利用してください。
また、FBSは保有している資産によってレバレッジ上限が変更されます。
| 0ドル～199ドル | 3,000倍（セント口座は1,000倍） |
| 200ドル～1,999ドル | 2,000倍（セント口座は1,000倍） |
| 2,000ドル～4,999ドル | 1,000倍 |
| 5,000ドル～29,999ドル | 500倍 |
| 30,000ドル～149,999ドル | 200倍 |
| 150,000ドル以上 | 1倍～100倍 |
レバレッジ制限は他社に比べるとやや厳しい傾向があります。レバレッジを高めるためには保有資産を減らしていく方向で調整してください。
第3位 Bigboss
Bigbossの最大レバレッジは1,111倍です。
Bigbossは口座を2つ用意していますが、レバレッジの値はどちらも変更されていません。
| スタンダード口座 | 1,111倍 |
| プロスプレッド口座 | 1,111倍 |
どちらを利用してもレバレッジの上限は変わりませんので、口座による違いを考えなくても大丈夫です。
一方でBigbossも保有している資産によってレバレッジが制限されるルールがありますので、保有資産には気をつけてください。
| 0ドル～19,999ドル | 1,111倍 |
| 20,000ドル～49,999ドル | 555倍 |
| 50,000ドル～99,999ドル | 200倍 |
| 100,000ドル以上 | 100倍 |
多くの資産を保有していると最大レバレッジ100倍まで制限されてしまうため、あまり多くのお金は残しておかないほうが無難です。
BigBossでは編集部による独自調査の結果、約定率99.9%という高い実績を誇ることが判明しています。
第4位 XM Trading
XMの最大レバレッジは1,000倍です。
以前は888倍が適用されていましたが、KIWAMI極口座が開設された後からレバレッジが1,000倍に上昇しました。
XMでは口座ごとにレバレッジの数値に違いがあります。
| スタンダード口座 | 1,000倍 |
| マイクロ口座 | 1,000倍 |
| KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
| ゼロ口座 | 500倍 |
ゼロ口座のみ最大レバレッジが500倍に制限されていますので、ゼロ口座を利用する際はレバレッジの数値に気をつけてください。XMは約定力に定評があり、執行速度は業界トップクラスです。メディアでも頻繁に取り上げられ、実績と信頼性で多くのトレーダーから支持されています。
また、XMでも保有している資産が多くなるとレバレッジ制限を受けるようになり、最大レバレッジが変更されます。
| 40,000ドル以下 | 最大1,000倍（ゼロ口座は500倍） |
| 40,001ドル～80,000ドル | 最大500倍 |
| 80,001ドル～200,000ドル | 最大200倍 |
| 200,001ドル以上 | 最大100倍 |
他社に比べると制限はやや緩めに設定されている傾向があるものの、保有している資産でレバレッジが変わってしまう点は注意してください。
第4位 FXGT
XMと同じくFXGTも最大レバレッジは1,000倍です。
FXGTも以前は500倍のレバレッジで運用されていましたが、リニューアルによってレバレッジが変更され1,000倍まで上昇しました。
FXGTも口座によってレバレッジの上限が変更されます。
| Standard＋ | 1,000倍 |
| Mini | 1,000倍 |
| Crypto Max | 500倍 |
| PRO | 1,000倍 |
| ECN | 500倍 |
2つの口座がレバレッジ500倍に制限されていますので、口座選びの際はレバレッジの数値に気をつけてください。
また、FXGTでも保有している資産によりレバレッジが制限されてしまうため、資産をあまり多く持っているとレバレッジが高くできなくなります。
| 30万ドル以下 | 最大1,000倍 |
| 30万ドル以上100万ドル未満 | 最大500倍 |
| 100万ドル以上200万ドル未満 | 最大200倍 |
| 200万ドル以上300万ドル未満 | 最大100倍 |
| 300万ドル以上500万ドル未満 | 最大50倍 |
| 500万ドル以上 | 最大20倍 |
資産によるレバレッジ制限は他社に比べて厳しい傾向があります。多くの資産を持っていると国内と同じようなレバレッジになってしまいます。
FXGTはビットコインなど暗号資産の取引にも対応し、プログラム売買にも有利な環境を提供しています。2025年7月現在、開催中のキャンペーンも魅力的です。ただし、暗号資産のレバレッジは最大200倍以下に制限される場合が多いため、取引前に確認が必要です。
第4位 IS6FX
XMとFXGTと同じくIS6FXも最大レバレッジが1,000倍に設定されています。
IS6FXも多くの口座を持っていますが、口座ごとにレバレッジに違いがあります。
| スタンダード口座 | 1,000倍 |
| マイクロ口座 | 1,000倍 |
| プロゼロ口座 | 1,000倍 |
| EX口座 | 1,000倍 |
| クリプト口座 | 1,000倍 |
| レバレッジ6666倍口座（限定） | 6,666倍 |
限定口座でレバレッジ6,666倍が適用できますが、抽選で当選したユーザー以外は利用できないため、事実上の上限レバレッジは1,000倍です。
IS6FXでも保有している資産が増えるとレバレッジが制限されてしまうため、口座内に残っている資金が増えるとレバレッジが減る要素に注意してください。
| 200万円未満 | 1,000倍 |
| 200万円以上～500万円未満 | 500倍 |
| 500万円以上～1,000万円未満 | 200倍 |
| 1,000万円以上 | 100倍 |
レバレッジの制限はやや緩めに設定されているものの、最大レバレッジを適用させたい場合は資産を減らしておく必要があります。
第7位 Tradeview
Tradeviewの最大レバレッジは500倍です。
4位の業者に比べると半分程度までレバレッジが下げられてしまいますが、国内の業者に比べると明らかにレバレッジは高くなっています。
Tradeviewは口座ごとにレバレッジが異なります。
| Xレバレッジ口座 | 500倍 |
| ILC口座 | 200倍 |
| cTrader口座 | 400倍 |
| Currenex口座 | 400倍 |
最大レバレッジが適用できるのはXレバレッジ口座だけです。
Xレバレッジ口座は実質スタンダード口座となっていますので、スタンダード口座以外ではレバレッジ制限が発生する点に注意してください。
また、Tradeviewでも保有している資産によってレバレッジ制限が発生します。
Tradeviewでは証拠金が10万ドルを超えると一律でレバレッジ100倍に制限されます。
レバレッジ制限はやや厳し目に設定されているため、レバレッジを少しでも高くしたい人は証拠金に気をつけてトレードしてください。
中級者以上のトレーダーには、狭スプレッドと低コストを重視するeasymarketsやthreetraderも選択肢として検討する価値があります。これらの業者はVantageやHFM、TitanFXと並んで注目されています。
第8位 iFOREX
iFOREXの最大レバレッジは400倍です。
レバレッジとしてはあまり高くない状態となっていますが、国内の業者に比べると高い数値を適用させているため気にする必要はありません。
iFOREXでは基本的に1つの口座のみ提供しています。
| iFOREXの取引口座 | 400倍 |
取引口座による違いを気にする必要はありませんので、提示されているレバレッジだけを気にしていれば問題ありません。
iFOREXは口座の数が少ない業者となっているため、口座によるレバレッジ制限を気にする必要はありません。
ただ、レバレッジがあまり高くないiFOREXですが、保有資産によってレバレッジが変更されないというメリットを持っています。
他社と違い、保有している資産によるレバレッジ変更が存在しませんので、どれだけ多くの資金を持っても400倍のレバレッジでトレードできます。
ただ、サマータイムから通常時間への切り替え、通常時間からサマータイムへの切り替えの一部で200倍に制限されますので、取引時間には気をつけてください。
第8位 AXIORY
AXIORYもiFOREXと同じくレバレッジは400倍です。
AXIORYは知名度も高く信頼されている傾向も強くなっている業者ではありますが、レバレッジは400倍と決して高くない業者です。
口座によるレバレッジの違いがありますので気をつけてください。
| スタンダード口座 | 400倍 |
| ナノ口座 | 400倍 |
| テラ口座 | 400倍 |
| アルファ口座 | 1倍 |
アルファ口座のみ等倍しか適用できないルールが適用されますので、レバレッジの観点では相当不利な状況になってしまうのは間違いありません。
AXIORYは保有資産によるレバレッジ変更がありますので、持っている資金が増えているときはレバレッジに気をつけてください。
| 0ドル～100,000ドル | 400倍 |
| 100,001ドル～200,000ドル | 300倍 |
| 200,001ドル～300,000ドル | 200倍 |
| 300,001ドル以上 | 100倍 |
保有資産によるレバレッジ制限がある時点でiFOREXよりレバレッジ面で不利な業者です。トレードする際は持っている資産に気をつけてトレードしなければなりません。
AXIORYは約定スピードと狭いスプレッドで知られ、スクロールしてご覧いただける取引条件表では、他社との比較が一目でわかります。
レバレッジが制限されてしまう原因
海外FX業者はレバレッジが制限されるケースがあります。
レバレッジが制限されるケースには次の状況があります。
- 保有資金による制限
- 取引銘柄による制限
- 取引口座による制限
レバレッジが制限されるタイミングをしっかり理解しておかないと、突然高いレバレッジが適用できなくなり混乱する可能性もあります。
少しでもレバレッジの仕組みを理解した上でトレードするように心がけてください。
保有資金による制限
海外FXの大半は、口座内に保有されている資金によってレバレッジを制限してしまいます。
具体的な例をXMの事例で見ていきましょう。
| 40,000ドル以下 | 最大1,000倍 |
| 40,001ドル～80,000ドル | 最大500倍 |
| 80,001ドル～200,000ドル | 最大200倍 |
| 200,001ドル以上 | 最大100倍 |
保有している資産が40,000ドル以下であれば最大レバレッジの1,000倍を適用してトレードできます。
しかし、40,001ドル以上になった場合は500倍に制限されてしまい、最大レバレッジが適用できません。
資金を多く持っているユーザーほどレバレッジは制限されてしまいます。レバレッジを制限されると少額でのトレードはできなくなります。
XMの場合は100倍まで制限されるケースがあり、大金を口座に残しているとレバレッジに多大な影響を及ぼしてしまいます。
少しでもレバレッジを引き上げたいと考えている人は、口座内の資金を減らして対応していく必要があります。
レバレッジを最大にするためには業者側が設定している資金制限を理解する必要があります。制限に引っかからないように定期的な出金依頼を出すと安心です。
加えて、有効証拠金の計算には含み損も含まれるため、ポジションの評価額が下回ると自動的にレバレッジが調整されます。一方で、利益が出ている場合も同時にレバレッジ制限の対象となる点に注意が必要です。
取引銘柄による制限
レバレッジ制限は取引銘柄によっても制限されています。
こちらはExnessの事例を見ていきましょう。
| 豪ドル/スウェーデンクローナ | 100倍 |
| その他の通貨ペア規制銘柄 | 200倍 |
| エネルギー | 200倍 |
| 株式 | 20倍 |
| 株価指数 | 200倍 |
| パラジウム、プラチナ | 100倍 |
| 暗号資産 | 20倍～400倍 |
Exnessはレバレッジ無制限を実現できる業者となっていますが、上記の銘柄はレバレッジ制限が適用されてしまいます。
レバレッジ制限は口座の保有資産による制限よりも優先して適用されるため、銘柄による制限は他の制限よりも優先して確認しなければなりません。
レバレッジ制限の優先順は「取引銘柄＞保有資産＞取引口座」で適用されていきます。
基本的に最大のレバレッジが適用できるのは通貨ペアと一部貴金属だけであり、他の銘柄は何らかの影響によって制限を受けてしまいます。
レバレッジ制限を受けてしまうのは非常に厳しいところではありますが、銘柄の仕組みで制限しなければならない部分もあるので仕方ないのです。
銘柄によっては、ハイリスクのトレードを実施させるわけにはいかないためレバレッジ制限を設けています。制限は業者側が仕方なく実施しているのです。
取引口座による制限
取引口座によってもレバレッジ制限が設けられているものがあります。
こちらはXMが一番わかりやすい事例となっています。
| スタンダード口座 | 1,000倍 |
| マイクロ口座 | 1,000倍 |
| KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
| ゼロ口座 | 500倍 |
ゼロ口座以外は最大レバレッジの1,000倍が適用できますが、ゼロ口座は500倍に制限されます。
海外FX業者の中には、特殊な口座にレバレッジ制限を設けることで、トレードのリスクを減らす取り組みを実施する場合があります。
レバレッジ制限を加えればリスクが軽減されますので、業者側もトレーダーも様々なトラブルに巻き込まれる心配がありません。
口座による制限は他の制限がなければ優先して適用されますので、初期状態でも適用される場合があります。
レバレッジ制限をかけられている口座については、トレードする際に高いレバレッジが適用できないものと判断し、証拠金を増やすなどの対応が必要です。
中にはレバレッジがかけられない口座もありますので、レバレッジが適用できないときの対策をしっかり進めなければなりません。
レバレッジの注意点
レバレッジを適用させる際の注意点は次のとおりです。
- レバレッジを引き上げすぎると損失に影響が出やすい
- レバレッジの調整は変更申請が必要
- 不適切なトレードでレバレッジ制限を受ける場合がある
- 取引中の銘柄はレバレッジ変更ができない
レバレッジは便利なものですが、引き上げすぎて損失を増やす可能性もあるので注意しなければなりません。
また、レバレッジは事前に決めなければならない項目ですので、後から変更する際は手続きが必要となっている点に注意が必要です。
ここからは、レバレッジの注意点を詳しく説明します。
レバレッジを引き上げすぎると損失に影響が出やすい
レバレッジを引き上げすぎた場合、損失に影響が出やすくなっています。
実際にレバレッジの違いによる損失の違いを見ていきます。
| レバレッジ10倍 | -10円 |
| レバレッジ1,000倍 | -1,000円 |
例えばレバレッジ10倍を1として計算する場合、レバレッジ1,000倍にすると100倍の損益が発生します。
レバレッジ10倍で10円のマイナスが発生している場合、1,000倍を適用していると損失も100倍になりますので1,000円がマイナスとして計上されます。
レバレッジを引き上げた結果、損失が急激に出やすい状況になってしまうため注意しなければなりません。
レバレッジによってロスカットされやすい状況が生み出される可能性もありますので、レバレッジの数値をどこまで引き上げるべきか考えておきましょう。
もし10pipsの変動で損失額が証拠金の50%に達する場合、リスク管理の観点から実効レバレッジを下げることを検討すべきです。過去の相場データを分析し、最大ドローダウンを把握した上で、許容できるリスクレベルを設定しましょう。
困ったときは最大のレバレッジで取引してもいいけど、危ないと思っているときはレバレッジ制限を自分で実施したほうがいいかもしれないね。
レバレッジの調整は変更申請が必要
レバレッジを調整したいと考えている場合は、業者側に変更申請をしなければなりません。
初期のレバレッジを決定した後、レバレッジの数字に納得できない、またはトレードに影響している場合はレバレッジを変更する手続きが可能です。
初期のレバレッジは口座開設時に決定するケースが多くなっています。レバレッジの数字はトレードに影響するため慎重に決めましょう。
レバレッジ変更を希望する場合は、業者側が指定した方法を利用して手続きを行い、最大レバレッジを変えなければなりません。
変更しない場合は初回に適用したレバレッジがそのまま適用されますので、場合によってはトレードしづらくなってしまいます。
初期のレバレッジが気になる場合は業者側が変更できるようにしているんだ。明らかにおかしいと感じているときはレバレッジを変えたほうがいいね。
不適切なトレードでレバレッジ制限を受ける場合がある
一部の海外FX業者で適用されるものですが、不適切なトレードでレバレッジ制限を受ける場合があります。
不適切なトレードというのは次の方法を指します。
- 複数の口座を利用して両建て
- アービトラージ取引
- 禁止されている業者でスキャルピング
- 0%のスプレッドを狙う不正な手法
- 複数の会社間での両建て
- システムの脆弱性を狙った取引
- その他サーバーに負担をかけすぎる取引方法
業者側が認めていないトレードについては厳しい措置を取られてしまいます。
措置の中にはレバレッジ制限が含まれており、トレードする際のレバレッジを強制的に引き下げ、必要な証拠金を増やすという方法があります。
すべての業者で適用されるわけではありませんが、ペナルティとして設けられている場合もあるため注意してください。
レバレッジ制限を業者側から実施された場合、解除するのは事実上不可能です。
悪質なトレードでレバレッジ制限を受けないように気をつけてトレードしてください。
取引中の銘柄はレバレッジ変更ができない
現時点でトレードしている銘柄はレバレッジ変更の影響を受けません。
例えばレバレッジ1,000倍でトレードしている銘柄を保有している状態で入金し、レバレッジ制限を受ける状態になったとしてもレバレッジは変わりません。
レバレッジ変更を受けるのは制限を受けた後のトレードであり、制限前に実施しているトレードは制限対象となりません。
逆のパターンでレバレッジ制限を受けているポジションを持っている場合、制限を解除してもポジションのレバレッジ制限は解除されません。
解除されているのは次にトレードするポジションからとなりますので、レバレッジの制限がどのタイミングで入るのか知っておく必要があります。
レバレッジは制限されるタイミングが決められているから、事前にレバレッジ制限が適用されるかどうか知っておく必要があるよ。
レバレッジ取引で重要な資金管理と計算方法
海外FXでレバレッジ取引を行う際、適切な資金管理が成功への鍵となります。多いトレーダーが見落としがちですが、レバレッジの計算式を理解し、実効レバレッジを把握することが重要です。
必要証拠金の計算式
レバレッジ取引で必要な証拠金額は以下の式で計算できます：
必要証拠金 = 取引数量 × レート ÷ レバレッジ
例えば、ドル円が150円の時に1万円の証拠金で取引する場合：
- レバレッジ1000倍：約66,666通貨の取引が可能
- レバレッジ500倍：約33,333通貨の取引が可能
- レバレッジ25倍：約1,666通貨の取引が可能
pipsと損益の関係
pips（ピップス）は為替レートの最小変動単位で、ドル円の場合は0.01円（1銭）を指します。10万円の証拠金で取引する場合の損益計算：
- 取引量：10万通貨
- 1pipsの価格変動：1,000円の損益
- 10pipsの変動：10,000円の損益
この計算を行うことで、許容できる損失額を事前に把握でき、適切な損切りポイントを設定できます。
経済指標発表時の注意点
経済指標の発表時は相場が大きく変動するため、以下の点に注意が必要です：
- 重要な指標発表前後はレバレッジ制限が適用される
- スプレッドが拡大し取引コストが増加
- 約定力が低下し、狙い通りの価格で注文できない可能性
そのため、初心者は経済指標発表の前後30分は取引を避けることをおすすめします。
よくある質問
Q: レバレッジ1000倍は危険ですか？
実効レバレッジを管理すれば、ハイレバレッジでも安全に取引できます。重要なのは、口座に入金した金額以上の損失が発生しないゼロカットシステムを採用している業者を選ぶことです。
Q: わずかな資金でも始められますか？
はい、海外FX業者の多くは最低入金額が低く設定されており、500円や100円といった少額から始められる業者もあります。デモ口座で手法を検討してから実績を積むことをおすすめします。
Q: 金融庁の認可を受けていない業者は危険？
日本の金融庁認可を受けていなくても、各国のライセンスを取得し、顧客資金の分別管理を行う信頼できる業者は多数存在します。独自の調査と口コミを考慮して選ぶことが大切です。
Q: ゴールド取引のレバレッジは？
ゴールド（金）のレバレッジは通貨ペアとは異なり、業者により制度が異なります。比較的高いレバレッジを提供する業者もあれば、リスク管理の観点から制限を設ける業者もあります。
Q: 借金のリスクはありますか？
海外FX業者が採用するゼロカットシステムにより、口座残高以上の損失は発生しません。ただし、ハイレバレッジ取引に挑戦する際は、失う可能性のある資金のみで取引することが基本です。
まとめ
海外FXのレバレッジはとても高いんですね。
大半の業者がレバレッジを高めに設定している傾向があるから、レバレッジの高い業者を選んでトレードすれば資金を抑えられるよ。
ハイレバレッジを上手に使えば利益を増やす方法にも期待できるんだ。
海外FX業者はレバレッジが高いとされているのは間違いなく、現在は1,000倍をベースとして戦っている業者も多数あります。
海外FXで比較される項目でレバレッジが多くなっているのも、レバレッジが高いと資金を少なく抑えられるメリットがあるため、利用するユーザーが多くなっているのです。
レバレッジを引き上げて証拠金を減らせば、事前に準備する資金を抑えられるメリットがあります。
海外FXを初めて利用する人はもちろんですが、慣れている人でもレバレッジの数値には気をつけながらトレードしていくのがおすすめです。
