
XMのゼロ口座って聞いたことあるけど、普通の口座と何が違うの?

ゼロ口座は、XMTradingが提供する4つの口座タイプの中でも、スプレッドが最も狭い特別な口座なんだ。ただし、取引手数料がかかるという特徴があるから、これから詳しく解説していくね
XMTrading(エックスエム)のゼロ口座は、スキャルピングトレーダーや短期売買を中心とするトレーダーに人気の口座タイプです。スタンダード口座やマイクロ口座と比較してスプレッドが圧倒的に狭く、取引コストを重視するトレーダーに適した設計になっています。
この記事では、XMゼロ口座の基本情報から、スプレッドと手数料の詳細、メリット・デメリット、他の海外FX業者との比較まで、XMゼロ口座について知っておくべき情報を網羅的に解説します。これからXMで口座開設を検討している方や、既にXMを利用していて追加口座としてゼロ口座を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
XMゼロ口座の基本情報と他口座タイプとの違い

XMゼロ口座(Zero口座)は、最小0.0pipsからの低スプレッドと別建ての取引手数料を組み合わせた低コスト口座です。2025年現在、XMTradingでは4つの口座タイプが用意されており、それぞれ異なる特徴と取引条件を持っています。
4つの口座タイプの比較表
以下の表で、XMの各口座タイプの主要な取引条件を比較してみましょう。
| 項目 | ゼロ口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 |
|---|---|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
| スプレッド | 0.0pips〜 | 1.0pips〜 | 1.0pips〜 | 0.6pips〜 |
| 取引手数料 | 往復10ドル | なし | なし | なし |
| 最小取引単位 | 0.01ロット(1,000通貨) | 0.01ロット(1,000通貨) | 0.01ロット(10通貨) | 0.01ロット(1,000通貨) |
| 最低入金額 | 入金方法により異なる | 入金方法により異なる | 入金方法により異なる | 入金方法により異なる |
| 口座開設ボーナス | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 入金ボーナス | 対象外 | 対象 | 対象 | 対象外 |
| XMポイント | 対象外 | 対象 | 対象 | 対象外 |
| 取引可能銘柄 | FX、貴金属(ゴールド・シルバー)のみ | すべて対応 | すべて対応 | FX、貴金属、仮想通貨、一部CFD |
ゼロ口座の最大の特徴は、スプレッドが0.0pipsから始まる点です。主要通貨ペアであるUSDJPY(ドル円)やEURUSD(ユーロドル)では、多くの場合0.1pips前後の狭いスプレッドで取引できます。
取引プラットフォームの対応状況
ゼロ口座では、MT4(MetaTrader4)とMT5(MetaTrader5)の両方のプラットフォームを利用可能です。PCだけでなく、スマホアプリにも対応しているため、外出先からでも快適に取引できます。

ゼロ口座は、スプレッドの狭さを重視するトレーダーのための特別な口座なんだよ。取引手数料はかかるけど、トータルの取引コストで見ると有利になるケースが多いんだ
XMゼロ口座のスプレッドと取引手数料の詳細

ゼロ口座を検討する上で最も重要なのが、スプレッドと取引手数料の関係です。スプレッドが狭い代わりに手数料がかかるという仕組みを正確に理解することで、自分のトレードスタイルに合っているかを判断できます。
主要通貨ペアの最低スプレッド一覧(目安・市場状況により変動)
重要: 以下は最低スプレッドの目安値です。実際のスプレッドは市場の流動性や時間帯により常時変動します。最新のスプレッドはXM公式サイトまたは取引プラットフォームでご確認ください。
| 通貨ペア | 最低スプレッド | 取引手数料(往復) | 総取引コスト |
|---|---|---|---|
| EURUSD(ユーロドル) | 0.1pips | 約1.0pips相当 | 約1.1pips |
| GBPUSD(ポンドドル) | 0.3pips | 約1.0pips相当 | 約1.3pips |
| AUDUSD(豪ドル米ドル) | 0.4pips | 約1.0pips相当 | 約1.4pips |
| NZDUSD(NZドル米ドル) | 1.0pips | 約1.0pips相当 | 約2.0pips |
| USDCHF(ドルスイスフラン) | 0.4pips | 約1.0pips相当 | 約1.4pips |
| EURGBP(ユーロポンド) | 0.3pips | 約1.0pips相当 | 約1.3pips |
| USDJPY(ドル円) | 0.1pips | 約1.5pips相当 | 約1.6pips |
| EURJPY(ユーロ円) | 0.4pips | 約1.5pips相当 | 約1.9pips |
| GBPJPY(ポンド円) | 1.2pips | 約1.5pips相当 | 約2.7pips |
| AUDJPY(豪ドル円) | 1.2pips | 約1.5pips相当 | 約2.7pips |
※ 取引手数料のpips換算について: 往復10ドルの手数料は、見積通貨によりpips換算値が異なります。USD見積ペア(EURUSD等)では約1.0pips相当、JPY見積ペア(USDJPY等)では約1.5pips相当(1ドル=150円想定)となります。
上記の表を見ると、主要通貨ペアでは0.1pips〜1.2pips程度のスプレッドとなっています。取引手数料を含めた総取引コストで考えると、ユーロドルでは約1.1pips、ドル円では約1.6pips、その他の通貨ペアでも約1.3〜2.7pips程度となり、スタンダード口座と比べて有利な水準です。
貴金属のスプレッドと手数料
XMゼロ口座では、FX通貨ペアに加えてゴールド(金)とシルバー(銀)の取引も可能です。
| 銘柄 | 最低スプレッド($) | 取引手数料(往復10ドル) |
|---|---|---|
| GOLD(ゴールド) | 2.0 | 1ロットあたり10ドル |
| SILVER(シルバー) | 3.0 | 1ロットあたり10ドル |
※ 貴金属の注意点: ゴールド・シルバーは、FX通貨ペアとは異なるポイント定義・契約サイズを使用しています。スプレッドはドル単位で表示されており、FXの「pips」概念とは異なりますので、FX通貨ペアとの直接比較は参考程度にとどめてください。正確な取引コストは、ドル単位での計算をおすすめします。
ゴールドは近年、FXトレーダーの間で人気の銘柄となっており、XMゼロ口座でも取引できます。ただし、株価指数、エネルギー、仮想通貨などのCFD銘柄は取引対象外となっています。
取引手数料の計算方法
XMゼロ口座の取引手数料は、1ロット(10万通貨)あたり往復10ドルです。この「往復」という表現は、新規注文時に片道5ドル、決済時に片道5ドルの合計10ドルという意味です。
計算例1:1ロット取引の場合
- 取引数量:1ロット(10万通貨)
- 新規注文時の手数料:5ドル
- 決済時の手数料:5ドル
- 合計手数料:10ドル
計算例2:0.1ロット取引の場合
- 取引数量:0.1ロット(1万通貨)
- 新規注文時の手数料:0.5ドル
- 決済時の手数料:0.5ドル
- 合計手数料:1ドル
計算例3:10ロット取引の場合
- 取引数量:10ロット(100万通貨)
- 新規注文時の手数料:50ドル
- 決済時の手数料:50ドル
- 合計手数料:100ドル
このように、取引数量に比例して手数料が発生します。最小取引単位の0.01ロット(1,000通貨)であれば、往復0.1ドルの手数料となります。
手数料のpips換算について
往復10ドルの手数料をpipsに換算した値は、見積通貨によって異なります:
- USD見積ペア(EURUSD、GBPUSD等):約1.0pips相当
- 理由:1pips = $10のため、手数料$10 = 1.0pips相当
- JPY見積ペア(USDJPY、EURJPY等):約1.5pips相当(1ドル=150円の場合)
- 理由:1pips = 1,000円 ≈ $6.7のため、手数料$10 ≈ 1.5pips相当
このため、同じ10ドルの手数料でも、通貨ペアによってpips換算値が異なる点に注意が必要です。
取引手数料の支払いタイミング
取引手数料の支払いタイミングは、使用するプラットフォームによって異なります。
- MT4の場合:新規注文時に往復分(10ドル)の手数料が一括で証拠金から差し引かれます
- MT5の場合:新規注文時と決済時にそれぞれ片道分の手数料が証拠金から差し引かれます
MT4では注文時に全額が引かれるため、必要証拠金を計算する際には注意が必要です。

手数料が10ドルって、日本円でいくらくらいなの?

為替レートによって変動するけど、1ドル150円とすると1,500円くらいだね。ただし、これは1ロット(10万通貨)あたりの金額だから、0.1ロットなら150円程度になるよ
XMゼロ口座の5つのメリット

XMゼロ口座には、短期売買を行うトレーダーにとって魅力的なメリットが数多くあります。ここでは、主要な5つのメリットについて詳しく解説します。
XM内で最も狭いスプレッドを実現
ゼロ口座の最大のメリットは、XMの全口座タイプの中で最も狭いスプレッドを提供している点です。スタンダード口座やマイクロ口座では、ドル円のスプレッドが平均1.6pips程度であるのに対し、ゼロ口座では0.1pips程度と圧倒的に狭くなっています。
取引手数料を含めた総取引コストで比較しても、上記の表で示した通り、ゼロ口座はスタンダード口座より約0.5pips程度コストを抑えることができます。スキャルピングのように1日に何度も取引を繰り返すトレードスタイルでは、この差が大きな利益の違いとなって現れます。
口座開設ボーナスが受け取れる
XMゼロ口座は、入金ボーナスやXMポイント(ロイヤルティプログラム)の対象外ですが、新規口座開設ボーナスは受け取ることができます。2025年11月時点では、XMの口座開設ボーナスキャンペーンを実施しています。
※ ボーナス金額について: 口座開設ボーナスの金額や実施の有無は時期により変動します。最新のボーナス金額や適用条件については、必ずXM公式サイトでご確認ください。
このボーナスは、自己資金を入金する前に取引を試すことができる貴重な機会となります。ボーナスのみでトレードを開始し、利益が出た場合は出金することも可能です。リスクゼロでXMの取引環境を体験できる点は、特に初心者にとって大きなメリットです。
入金方法により柔軟な入金額設定
XMゼロ口座の最低入金額は、利用する入金方法によって異なります:
- クレジットカード:4,500円~
- 国内銀行送金:10,000円~
- 電子ウォレット(STICPAY等):500円~(※一部の決済手段は新規受付を停止している場合があります)
入金方法によって最低額が異なるため、少額から始めたい場合は電子ウォレットの利用がおすすめです。ただし、利用可能な決済手段は時期により変動することがあるため、最新の入金方法と最低入金額については、必ずXM公式サイトの入金案内ページでご確認ください。
また、最小取引単位も0.01ロット(1,000通貨)からとなっており、ドル円であれば必要証拠金は数千円程度で済みます。レバレッジ500倍を活用すれば、少額の資金でも十分な取引が可能です。
確定申告時に取引手数料を経費として計上できる可能性がある
ゼロ口座の取引手数料は、スプレッドとは別に明確に区分されているため、確定申告の際に経費として計上しやすいというメリットがあります。ただし、海外FX業者の取引手数料の経費計上については、税制改正や解釈の違いにより取り扱いが分かれる場合があります。実際に経費として計上できるかどうかは、税理士や税務署に事前に確認することを強くおすすめします。
一方で、スタンダード口座のスプレッドは取引コストとして認識されていても、明確に「手数料」として区分されていないため、経費計上の際には注意が必要です。
自動売買システム(EA)の利用が可能
XMゼロ口座では、EA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買システムの利用が認められています。スプレッドが狭いため、スキャルピング系のEAとの相性が良く、多くのトレーダーがゼロ口座でEAを稼働させています。
XMでは、全ての口座タイプでEAの利用が可能ですが、取引コストが低いゼロ口座は特にEAに適した環境といえます。ただし、VPS(仮想専用サーバー)を利用する場合は、別途費用がかかる点には注意してください。
XMゼロ口座の6つのデメリットと注意点

メリットが多いゼロ口座ですが、いくつか重要なデメリットや注意点も存在します。口座開設前に必ず確認しておきましょう。
入金ボーナスとXMポイントの対象外
XMゼロ口座の最大のデメリットは、入金ボーナスとXMポイント(XMP)が一切付与されない点です。
XMでは通常、入金額に応じて最大100%のボーナスが付与される入金ボーナスキャンペーンを実施しています。また、取引するたびにポイントが貯まるロイヤルティプログラムも提供されています。これらのボーナスやポイントは、証拠金として利用できるため、実質的に取引資金を増やすことができます。
しかし、ゼロ口座ではこれらの特典が一切適用されません。そのため、ボーナスを活用して資金を増やしたいトレーダーには不向きです。ボーナスを重視する場合は、スタンダード口座やマイクロ口座を選択するほうが良いでしょう。
最大レバレッジが500倍に制限される
XMの他の口座タイプでは最大1,000倍のレバレッジを利用できますが、ゼロ口座では500倍までに制限されています。これは、狭いスプレッドでの取引環境を提供するための条件として設定されているものです。
500倍でも海外FX業者の中では高い水準ですが、少額資金で大きなポジションを持ちたい場合や、ハイレバレッジでのトレードを前提としている場合は、この制限がデメリットとなる可能性があります。
例えば、1,000倍のレバレッジであれば10万円の証拠金で1億円分の取引ができますが、500倍では5,000万円分までとなります。
CFD銘柄の多くが取引対象外
XMゼロ口座では、FX通貨ペアと貴金属(ゴールド:XAU/USD、シルバー:XAG/USD)のみが取引可能で、以下の銘柄は取引できません。
- 株価指数CFD(日経225、S&P500など)
- エネルギーCFD(原油、天然ガスなど)
- コモディティCFD(小麦、コーンなど)
- 仮想通貨CFD(ビットコイン、イーサリアムなど)
これらの銘柄を取引したい場合は、スタンダード口座やKIWAMI極口座を選択する必要があります。複数の口座タイプを併用することも可能なので、用途に応じて使い分けると良いでしょう。
他口座から資金移動するとボーナスがリセットされる
既にXMのスタンダード口座などを保有していて、入金ボーナスやXMポイントを受け取っている場合、ゼロ口座に資金を移動させるとボーナスが全て消滅してしまいます。
例えば、スタンダード口座に10万円の自己資金と5万円のボーナスがある状態で、5万円をゼロ口座に移動させたとします。この場合、移動させた金額に比例してボーナスも消滅するため、2.5万円分のボーナスが失われることになります。
資金移動を行う際は、ボーナスの損失を十分に考慮した上で慎重に判断してください。
通貨ペアのシンボル表記が異なる
ゼロ口座では、MT4やMT5の気配値表示において、通貨ペアのシンボル表記が他の口座タイプと異なります。具体的には、通貨ペア名の末尾にピリオド(.)が付きます。
- スタンダード口座:USDJPY、EURUSD
- ゼロ口座:USDJPY.、EURUSD.
初めてゼロ口座を利用する際は、この表記の違いに戸惑うかもしれません。注文する際には、必ずピリオド付きの銘柄を選択してください。誤って別の口座タイプの銘柄を選択すると、注文ができません。
90日以上取引がないと口座維持手数料が発生
XMでは、90日以上取引やログインがない休眠口座に対して、月額10ドルの口座維持手数料が発生します(2024年2月1日改定)。これはゼロ口座に限らず、全ての口座タイプに適用されるルールです。
口座維持手数料は口座残高から自動的に差し引かれ、残高がゼロになると手数料の請求は停止されますが、休眠状態が続くと口座が凍結される可能性があります。長期間取引しない場合は、定期的にログインするか、資金を出金しておくことをおすすめします。

ボーナスが使えないのは確かにデメリットだけど、その分スプレッドが狭くて取引コストが安いから、ある程度の資金がある人にとってはむしろお得なんだよ
XMゼロ口座がおすすめな3つのトレーダータイプ

ゼロ口座のメリットとデメリットを踏まえた上で、どのようなトレーダーにゼロ口座が向いているのかを解説します。
スキャルピングトレーダー
スキャルピングとは、数秒から数分の短時間で売買を繰り返し、小さな値幅を狙うトレード手法です。1日に数十回から数百回の取引を行うこともあり、取引回数が多いため、わずかなスプレッドの差が最終的な損益に大きく影響します。
XMゼロ口座は、スプレッドが0.1pips〜と非常に狭いため、スキャルピングに最適です。取引手数料を含めた総取引コストで見ても、スタンダード口座より有利な水準となっています。
スキャルピングでの取引コスト比較(ドル円、1日20回取引の場合)
- ゼロ口座:約1.6pips × 20回 = 約32pips
- スタンダード口座:約1.6pips × 20回 = 約32pips
- KIWAMI極口座:約0.6pips × 20回 = 約12pips
※ ドル円の場合、ゼロ口座とスタンダード口座の総取引コストはほぼ同等となります。ただし、USD見積ペア(EURUSD等)ではゼロ口座が約0.5pips有利となるため、取引する通貨ペアによって最適な口座タイプが異なります。
1ヶ月で考えると、この差はさらに大きくなります。スキャルピングを主戦法とし、USD見積ペアを中心に取引するトレーダーには、ゼロ口座が有利です。
自己資金でトレードする中級者以上
XMゼロ口座は入金ボーナスやXMポイントが付与されないため、ボーナスに頼らず自己資金でトレードできる人に向いています。
ある程度の資金を用意できる中級者以上のトレーダーであれば、ボーナスよりも取引コストの低さを重視したほうが長期的には有利です。例えば、10万円以上の資金で本格的にトレードする場合、ボーナスで得られる数万円よりも、毎回の取引コストを抑えることのほうが重要になります。
スワップポイントを狙うトレーダー
スワップポイントとは、2つの通貨の金利差によって発生する利益または損失のことです。高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで、ポジションを保有している間、毎日スワップポイントを受け取ることができます。
XMゼロ口座は、スプレッドが狭いためポジションを建てるコストが低く、スワップポイント狙いのトレードにも適しています。特に、オセアニア通貨ペア(AUDUSD、NZDUSDなど)は、ゼロ口座でのスプレッドが狭く設定されているため、スワップ狙いのトレーダーにとって魅力的です。
ただし、XMのスワップポイントは他の海外FX業者と比べて必ずしも有利ではないため、スワップトレードをメインとする場合は、複数の業者を比較検討することをおすすめします。

私は初心者なんだけど、ゼロ口座は向いてないかな?

初心者でも使えるけど、最初はボーナスがもらえるスタンダード口座で始めて、トレードに慣れてきたらゼロ口座を追加で開設するのがおすすめだよ。XMは複数の口座を持てるから、用途に応じて使い分けるといいね
XMゼロ口座の開設方法と手順

XMゼロ口座の開設は、新規でXMを利用する場合と、既にXMアカウントを持っている場合で手順が異なります。それぞれの方法を解説します。
新規でXMアカウントを作成する場合
XMを初めて利用する方は、まずXMTradingの公式サイトから新規登録を行います。
STEP1:個人情報の入力:XM公式サイトのトップページから「口座を開設する」ボタンをクリックし、必要事項を入力します。
- 居住国:日本
- Eメールアドレス
- パスワード
STEP2:個人詳細情報の入力:続いて、より詳細な個人情報を入力します。
- 氏名(ローマ字)
- 生年月日
- 住所(英語表記)
- 電話番号
STEP3:取引口座の詳細設定 :ここで口座タイプを選択します。
- 取引プラットフォーム:MT4またはMT5
- 口座タイプ:Zero口座を選択
- 口座の基本通貨:JPY(日本円)推奨
- レバレッジ:1:500(最大値)
- 口座ボーナス:受け取りを希望する
STEP4:投資家情報の入力:投資額、取引の目的、雇用形態などを選択します。
STEP5:口座パスワードの設定と利用規約への同意:取引プラットフォームにログインするためのパスワードを設定し、利用規約に同意します。
STEP6:メールアドレスの認証 :登録したメールアドレスに認証メールが届くので、記載されているリンクをクリックして認証を完了します。
STEP7:本人確認書類の提出 :マイページにログインし、以下の書類を提出します。
- 身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードのいずれか)
- 住所確認書類(公共料金の請求書、住民票など発行から6ヶ月以内のもの)
書類のアップロード後、通常1営業日以内に審査が完了し、口座が有効化されます。
既にXMアカウントを持っている場合(追加口座開設)
既にスタンダード口座やマイクロ口座を保有している方は、追加口座としてゼロ口座を簡単に開設できます。
STEP1:マイページにログイン :XM会員ページにメールアドレスとパスワードでログインします。
STEP2:追加口座開設ページへ :「追加口座を開設する」ボタンをクリックします。
STEP3:口座詳細の設定 :新規口座開設時と同様に、取引プラットフォーム、口座タイプ、基本通貨などを選択します。ここで「Zero口座」を必ず選択してください。
STEP4:口座開設完了 :設定を確認して送信すると、即座に追加口座が開設されます。ログイン情報が登録メールアドレスに送信されるので、大切に保管してください。
追加口座開設の場合、本人確認書類の再提出は不要で、数分で開設が完了します。
デモ口座での練習も可能
XMでは、リアル口座とは別にデモ口座も提供しています。デモ口座では仮想資金を使って、実際の取引環境と同じ条件でトレードの練習ができます。
ゼロ口座のデモ口座も開設可能なので、まずはデモトレードでスプレッドや取引手数料の仕組みを体験してから、リアル口座に移行することをおすすめします。
XMゼロ口座と他の海外FX業者のECN口座を比較

XMゼロ口座の取引条件が、他の海外FX業者と比べて有利なのかを確認してみましょう。主要な海外FX業者のECN口座(低スプレッド口座)と比較します。
主要海外FX業者のECN口座比較表
| FX業者 | 口座タイプ | ドル円スプレッド | 取引手数料(往復) | 総コスト | 最大レバレッジ | 最低入金額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| XM | Zero口座 | 0.1pips | 約1.5pips相当 | 約1.6pips | 500倍 | 入金方法で異なる |
| AXIORY | ナノ口座 | 0.2pips | 0.6pips相当 | 0.8pips | 400倍 | 1,100円 |
| TitanFX | ブレード口座 | 0.2pips | 0.7pips相当 | 0.9pips | 500倍 | 2万円 |
| FXGT | プロ口座 | 0.5pips | 0pips | 0.5pips | 1,000倍 | 500円 |
| Exness | ロースプレッド口座 | 0.1pips | 0.7pips相当 | 0.8pips | 実質無制限 | 1,000ドル |
| BigBoss | プロスプレッド口座 | 0.2pips | 0.9pips相当 | 1.1pips | 1,111倍 | 無制限 |
※ XMの取引手数料について: 往復10ドルの手数料は、見積通貨により異なります。上記はドル円(JPY見積)での換算値です。EURUSD等のUSD見積ペアでは約1.0pips相当となり、総コストは約1.1pipsとなります。
総取引コストでの比較分析
上記の比較表を見ると、XMゼロ口座の総取引コスト(ドル円で約1.6pips、EURUSD等で約1.1pips)は、海外FX業者の中では中程度の水準です。AXIORYのナノ口座(0.8pips)やThreeTraderのRawゼロ口座(0.4pips)のほうが取引コストは低くなっています。
しかし、XMには以下のような優位性があります。
XMの優位性
- 口座開設ボーナスが受け取れる(※金額は時期により変動)
- 入金方法によっては少額から始められる
- 日本人トレーダーの利用実績が豊富で信頼性が高い
- 日本語サポートが充実している
- 約定力が高く、スリッページが少ない
特に、口座開設ボーナスを活用すれば、自己資金なしでトレードを始められる点は大きな魅力です。また、XMは2009年から運営している老舗の海外FX業者であり、日本人トレーダーの間で高い評判を得ています。
一方で、取引コストを最優先する場合や、大きな資金で本格的にトレードする場合は、AXIORYのほうが有利です。自分のトレードスタイルや資金状況に応じて、最適な業者を選択しましょう。
XMゼロ口座に関するよくある質問(FAQ)

XMゼロ口座について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1:XMゼロ口座の取引手数料は税金の計算で経費になりますか?
A:海外FX業者の取引手数料については、経費計上の取り扱いが税制改正や解釈により変化しています。従来は経費として認められるケースが多かったですが、現在は税務署や税理士によって見解が異なる場合があります。
確定申告の際は、必ず税理士または税務署に事前確認することを強くおすすめします。なお、MT4やMT5の取引履歴に表示される損益は、すでに取引手数料が差し引かれた後の金額であるため、経費として二重計上しないよう注意が必要です。
Q2:XMゼロ口座でEA(自動売買)は使えますか?
A:はい、XMゼロ口座でもEAの利用が可能です。詳細は上記「メリット」セクションをご参照ください。
Q3:ゼロ口座からスタンダード口座に変更できますか?
A:口座タイプは後から変更することができません。もし別の口座タイプを利用したい場合は、追加口座を開設する必要があります。XMでは1人につき最大8つまで口座を保有できます。
Q4:ゼロ口座でもゼロカットシステムは適用されますか?
A:はい、XMゼロ口座でもゼロカットシステムが適用されます。ゼロカットとは、相場の急変動により口座残高がマイナスになった場合でも、マイナス分はXMが負担し、トレーダーに追証が発生しない仕組みです。これにより、入金額以上の損失を被るリスクがありません。
Q5:ゼロ口座では両建て取引ができますか?
A:はい、XMゼロ口座でも両建て取引が可能です。同一口座内での両建ては問題ありませんが、複数口座間や他業者との両建ては規約違反となる場合がありますので注意してください。
Q6:ゼロ口座の証拠金維持率は何%でロスカットされますか?
A:XMでは、証拠金維持率が20%を下回ると、強制ロスカットが執行されます。これは全ての口座タイプで共通のルールです。また、証拠金維持率が50%を下回ると、マージンコールが発生し、警告が表示されます。
Q7:ゼロ口座でもスワップフリーで取引できますか?
A:いいえ、XMゼロ口座は通常スワップポイントが発生します。XMには「スワップフリー口座」という特別な口座タイプがありますが、これは主にイスラム教徒向けの口座であり、宗教上の理由がある場合にのみ申請できます。

ゼロ口座って結局のところ、初心者には向いてないの?

初心者でも使えるよ!ただ、最初はボーナスがもらえるスタンダード口座で経験を積んで、ある程度資金が増えてきたらゼロ口座に切り替えるのが賢いやり方かな。両方の口座を持っておいて、使い分けるのもおすすめだよ
まとめ:XMゼロ口座は取引コストを重視するトレーダーに最適
XMゼロ口座は、スプレッドの狭さと取引コストの低さを重視するトレーダーにとって、非常に魅力的な選択肢です。特に、スキャルピングや短期売買を中心とするトレードスタイルでは、ゼロ口座の優位性が顕著に表れます。
XMゼロ口座がおすすめな人
- スキャルピングや短期売買を行うトレーダー
- 自己資金でトレードできる中級者以上
- 取引コストを最小限に抑えたい人
- EA(自動売買)を活用したい人
- スワップポイントを狙うトレーダー
XMゼロ口座が向いていない人
- ボーナスを活用して資金を増やしたい人
- 少額資金でハイレバレッジトレードをしたい人
- CFD銘柄(株価指数、仮想通貨など)をメインに取引したい人
- まだFX取引の経験が浅い初心者
XMでは複数の口座タイプを保有できるため、用途に応じて使い分けることが可能です。まずはスタンダード口座でXMの取引環境に慣れ、ボーナスを活用して資金を増やし、その後ゼロ口座を追加開設して取引コストを抑える、という戦略も有効です。自分のトレードスタイルと資金状況を考慮した上で、最適な口座タイプを選択しましょう。
XMは2009年から運営している信頼性の高い海外FX業者であり、日本人トレーダーからの評判も良好です。約定力の高さ、充実した日本語サポート、透明性の高い取引環境など、総合的な評価でも優れています。
これからFX取引を始める方、または既に他の業者を利用していてXMへの乗り換えを検討している方は、ぜひXMゼロ口座の特徴を理解した上で、口座開設を検討してみてください。口座開設ボーナス(※金額・実施有無は時期により変動)を活用すれば、リスクを抑えてXMの取引環境を体験することができます。




















