
海外FXでスキャルピングと相性が良い業者はありますか??

もちろんあるよ。
国内よりも海外のほうがスキャルピング向け業者は多いくらいだからね!
海外FX業者は多数あるため、どの業者がスキャルピングをするのに良いのか分からずに困ってしまっている人は多いのではないでしょうか?
安心してください。この記事を読めばその疑問は解決します。
海外FXでスキャルピングに適したおすすめ業者を紹介しているため、どこの業者で口座開設すれば良いのかが分かります。
当記事でスキャルピングに不向きな業者を利用してしまうのを避け、自分に合ったスキャルピングと相性の良い業者を見つけてください。
XMTrading | Exness | FXGT | AXIORY | Tradeview | |
口座開設 ボーナス | あり | なし | なし | なし | なし |
最大 レバレッジ | 1,000倍 | 無制限 | 1,000倍 | 400倍 | 200倍 |
取引手数料 | なし | なし | 無料 | 1ロットあたり往復6USD | 1ロットあたり往復5ドル |
スプレッド | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
約定力 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
取引方式 | DD方式 | NDD方式 | STP取引 | ECN取引 | ECN取引 |
ロスカット 水準 | 20% | 0% | 20% | 20% | 100% |
取引ツール | MT4・MT5 | MT4・MT5 | MT4・MT5 | MT4・ cTrader | MT4・MT5 |
ゼロカット システム | あり | あり | あり | あり | あり |
スキャルピングと相性が良いおすすめ業者
当サイトがおすすめするスキャルピングと相性が良い海外FX業者は次の5つです。
順位 | 業者名 | 口座タイプ | おすすめの人 |
1位 | XMTrading | KIWAMI極口座 | ・初期費用ゼロで取引を開始したい人 ・海外FX初心者の人 |
2位 | Exness | プロ口座 | ・無制限のレバレッジで取引したい人 ・即時約定でスリッページを防止したい人 |
3位 | FXGT | PRO口座 | ・仮想通貨FXを取引したい人 |
4位 | AXIORY | ナノ口座 | ・約定力を重視する人・cTraderを使いたい人 |
5位 | Tradeview | ILC口座 | ・ECN口座の取引手数料を抑えたい人 |
第1位 XMTrading (KIWAMI極口座)
XMTradingのKIWAMI極口座のおすすめポイント
・最大レバレッジ1,000倍
・低スプレッド&取引手数料無料
・口座開設で1万3,000円のボーナス

ボーナスだけで取引できるのはすごいですね!

そうだね。
XMは会社の信頼性も高いのもメリットだ。
海外FXのスキャルピングを体験してみたいという人なら、まずはXMから始めておけば間違いないよ。
XMTradingのKIWAMI極口座は最大レバレッジが1,000倍と高いため、少ない資金でも大きなポジションが持てスキャルピングと相性が良いです。
低スプレッド&取引手数料無料であり、最小スプレッドは0.6pipsからとなっています。スプレッド以外の取引コストが発生しないのも強みです。
1万3,000円の口座開設ボーナスが得られるのも魅力。1,000倍のレバレッジと合わせてボーナスだけでも十分に取引がスタートできます。
XMTradingのKIWAMI極口座は口座開設ボーナスが得られるのが大きな魅力です。初期費用ゼロで取引を開始したいという人や、初心者の人で海外FXを体験したい人に適しています。
当社のサービスは、スマホアプリにも完全対応しており、外出先でもスキャルピングが可能です。最低入金額は5ドルと低く設定されており、初心者でも始めやすい基準となっています。日本語サポートも充実しており、24時間体制で対応しています。
第2位 Exness (プロ口座)
Exnessのプロ口座のおすすめポイント
・無制限のレバレッジ
・低スプッレド&取引手数料無料
・即時約定方式を選択できる

無制限のレバレッジなんてすごい!

無制限のレバレッジを提供しているのはExnessくらいだね。
超ハイレバレッジ取引がしたい人にはぴったりの業者だよ。
Exnessのプロ口座の最大の特徴は無制限のレバレッジです。この無制限のレバレッジによって必要証拠金がほとんど発生しないため、少ない資金でも非常に大きなポジションを持てます。
さらにロスカットレベルが0%なため強制ロスカットになりにくく、無制限のレバレッジとも相性が良いです。
スプレッドも主要通貨ペアの平均スプレッドが0.6~0.9pipsが低めであり、取引手数料も無料です。
執行注文方式に「Instant Execution(即時約定)」を選べるのもスキャルピングをする人にとってはメリットがあります。即時約定では、注文がタイムラグなく約定するためスリッページを防止でき、狙い通りの価格で成立させられます。
Exnessのプロ口座は無制限のレバレッジで取引したい人や、即時約定でスリッページを防止したい人におすすめの業者です。
第3位 FXGT (PRO口座)
FXGTのPRO口座のおすすめポイント
・最大レバレッジ1,000倍
・仮想通貨に強い
・FXGTの銘柄をすべて取引可能

FXGTは仮想通貨に強いんですね!

1,000倍の高いレバレッジで仮想通貨を取引できるのが大きな魅力だね。
FXGTのPRO口座は最大レバレッジが1,000倍なため、小さな値幅を狙うスキャルピングでも利益を拡大させやすいです。
FXGTの特徴として仮想通貨に強いというのがあります。ビットコインやイーサリアムのようなコインだけでなく、シンセティック暗号資産・GTi12指数・DeFiトークン・NFTなど幅広く取引できます。
その他にもPRO口座はFXGTのすべての取扱銘柄に対応しているため、約160銘柄を取引可能です。
FXGTのPRO口座は通貨ペアだけでなく、仮想通貨FXのスキャルピングをおこなってみたい人にもおすすめです。仮想通貨FXのラインナップはFXGTがトップクラスです。
第4位 AXIORY (ナノ口座)
AXIORYのナノ口座のおすすめポイント
・ECN取引を採用
・約定率99.9%
・cTraderが使える

約定率99.9%やcTraderが使えるなど、スキャルピングがしやすそうですね。

そのとおり!
AXIORYのナノ口座はスキャルピングトレーダーに適した環境が整った口座タイプなんだ。
AXIORYのナノ口座はECN取引を採用しているため、約定スピードが早い・スプレッドが狭い・リクオートがないという特徴があり、非常にスキャルピング向けです。
公式によると約定率は99.9%とのこと。毎月の約定実績が公開されており、約定スピードやスリッページ率を確認できるのも信頼性が高いです。
スキャルピング特化ツール「cTrader」が使えるのも魅力。
cTraderは短期売買向けに作られており、どの価格でどれくらいの売買注文が出ているかを見れる機能などがあります。スキャルピングをする際に強力なツールになるでしょう。
AXIORYのナノ口座は、約定力を重視する人やcTraderを使いたい人におすすめの口座タイプです。
第5位 Tradeview (ILC口座)
TradeviewのILC口座のおすすめポイント
・ECN取引を採用
・ECN口座の中では取引手数料が安い
・約定力も定評あり

取引手数料が安いのは嬉しいですね!

そうだね。
取引手数料が安ければ取引コストを抑えら、利益も拡大できるからね。
TradeviewのILC口座はECN取引を採用しているため、スプレッドや約定力の面で有利であり、スキャルピングに適しています。
ECN口座の場合、取引手数料が発生しますがILC口座はトップクラスに安いのがメリットです。
FX業者名 | 口座タイプ | 取引手数料 |
Tradeview | ILC口座 | 1ロットあたり往復5ドル |
AXIORY | ナノスプレッド口座 | 1ロットあたり往復6ドル |
Exness | ロースプレッド | 1ロットあたり往復7ドル |
XMTrading | ゼロ口座 | 1ロットあたり往復10ドル |
FXGT | ECN口座 | 1ロットあたり往復10ドル |
※1ロット=10万通貨
Tradeviewは約定力に関して評判の良い業者であるため、スリッページやリクオートを防止しながら狙いどおりの価格で取引しやすいでしょう。
TradeviewのILC口座はECN口座の取引手数料を抑えたい人におすすめです。業界でもトップクラスに手数料が安いため、取引コストを軽減できます。
国内証券会社との比較
海外FXと国内の証券会社では、スキャルピングに対する環境が大きく異なります。GMOクリック証券やDMM証券、SBI証券、ヒロセ通商、外為どっとコムなどの国内業者と比較すると、海外FXには以下のような特徴があります:
- レバレッジ: 国内は最大25倍に対し、海外は1,000倍以上
- スプレッド: 国内はドル円0.2銭固定などの狭いスプレッドを提供
- 金融庁の規制: 国内業者は金融庁の厳格な規制下で運営
- スワップポイント: 国内業者は高金利通貨のスワップが充実
- 取引単位: 国内は1,000通貨単位が主流、海外は1,000通貨以下も可能
- 税制: 国内は申告分離課税20.315%、海外は総合課税
国内業者のメリット・デメリット
メリット:
- 金融庁認可による安心感と信頼性
- 固定スプレッドで取引コストが計算しやすい
- 税率が一律で確定申告が比較的簡単
- 日本円での入出金がスムーズ
デメリット:
- レバレッジ25倍制限により必要証拠金が多い
- スキャルピングを禁止・制限する業者が存在
- ボーナス制度がほとんどない
- 取引ツールの選択肢が限定的
スキャルピングに適しているのはどちら?
スキャルピングの観点から見ると、以下の理由で海外FXが有利です:
1. 取引制限の少なさ
国内業者の中にはスキャルピングを明確に禁止している業者や、短時間での大量取引を制限する業者があります。一方、海外FXではスキャルピングを歓迎する業者が多く、EA(自動売買)での高頻度取引も可能です。
2. 取引プラットフォームの充実
海外FXではMT4/MT5に加え、cTraderなどスキャルピング特化型のプラットフォームも選択できます。国内業者は独自ツールが中心で、カスタマイズ性に制限があります。
3. ECN口座の提供
海外FXの多くがECN口座を提供しており、インターバンク直結の透明性の高い取引が可能です。国内業者はDD方式が主流で、約定拒否やスリッページのリスクが相対的に高くなります。
ただし、国内業者の狭い固定スプレッドは魅力的であり、安定した取引コストを重視する場合は検討の価値があります。自身の取引スタイルと優先事項に応じて選択することが重要です。
スキャルピングのメリット
スキャルピングのおもなメリットは次の4つです。
・為替変動のリスクがほとんどない
・ハイレバレッジとの相性が良い
・いつでもエントリーできる
・ボーナスを使って取引できる
為替変動のリスクがほとんどない
スキャルピングでは取引の期間が非常に短いため、市場の大きな変動に巻き込まれるリスクが少ないです。このため、為替変動リスクを避けやすくなっています。
市場ではときに大きな為替変動が起きるケースがあります。その原因は以下のようなものでしょうか。
- 経済指標発表
- 要人発言
- テロや紛争
- 各国政府の為替介入
- 大地震のような自然災害
グットニュース&バットニュースともに、市場にとってサプライズな出来事が価格を大きく動かす要因となるのです。
スキャルピングとは正反対の長期トレードの場合、ポジションを数日から数ヶ月、場合によっては数年保持します。それだけ予測不能な出来事によって、大きな為替変動に巻き込まれるリスクが高くなるのです。
それに対して、スキャルピングでは1回の取引が数秒から数分程度で完了します。このため、経済指標発表や要人発言などによる大きな為替変動を避けやすくなっているのです。
さらに、FXは金融商品の中でも特に流動性が高く、各通貨単位での取引が可能です。株式やCFDと比較しても、24時間取引できる点や、少額から始められる点で優れています。特に主要通貨ペアは取引量が多く、スプレッドも狭いため、スキャルピングに最適な商品と言えるでしょう。
ハイレバレッジとの相性が良い
海外FX業者の多くは高いレバレッジで取引できますが、それらとスキャルピングの相性は抜群です。大きめのポジションを取りやすく、少ない値動きで大きな利益が得やすくなっています。
たとえば、レバレッジ1,000倍の業者なら10万円の資金で最大1億円分のポジションが持てます。ポジションの保有量が上がるほど1pipsあたりの利益は大きくなるため、少ない値動きでも十分な利益が出しやすくなります。
ただし、ハイレバレッジ取引は大きな利益が出せる反面非常にリスクが高いです。このリスクをスキャルピングなら下げられます。取引時間が短いためです。
先にもお伝えしたとおり、スキャルピングは為替変動リスクを避けやすいです。短時間で決済するため、ハイレバレッジで取引しやすいのです。
これが長期トレードだとそうはいきません。ハイレバレッジ取引をしていてポジションが大きく逆行するとすぐに強制ロスカットになってしまうためです。
長期トレードの場合、就寝時や仕事中などチャートを監視していられない時間もあり、その間に大きな損が発生してしまうケースもあります。
しかし、スキャルピングでは決済するまでずっと監視するため、何か不具合があればすぐに対応でき、もしダメだと思ったらすぐに損切りすれば良いだけです。
損失を最小限に抑えやすくなっているため、ハイレバレッジ取引時のリスクが下がるのです。
いつでもエントリーできる
為替相場は24時間開いているためいつでも参加できます。よって、自分のライフスタイルに合わせて取引を行えるのがメリットです。
さらにスキャルピングでは小さな値幅を狙っていくためチャンスも多いです。
長期トレードやスイングトレードの場合、市場の大きなトレンドを見極めてエントリーポイントを探さなくてはいけません。
大きなトレンドはそう簡単に発生しないため、チャンスがなかなかこないケースがあります。ときには何か月もエントリーできないことも珍しくないです。
しかし、スキャルピングでは1分足や5分足の中で発生しているトレンドを狙っていきます。そうしたトレンドは1日何回も発生しているため、取引チャンスが長期トレードよりも遥かに多いのです。
ボーナスを使って取引できる
海外FXは豪華なボーナスを提供している業者が多くあります。スキャルピングではこのボーナスを使って取引できます。
ボーナスはFX業者から提供される追加資金であるため、口座資金の金額が増えます。よって、資金効率の向上や資金管理の柔軟性も高くなるのがメリットです。
たとえば、10万円の口座資金に5万円のボーナスが追加されれば、口座資金は15万円になります。資金が大きくなった分だけ、大きなポジションを持てますし、資金管理面の戦略の幅も広がります。
FX業者によってボーナス金額が非常に大きいところがあり、ボーナスだけで取引できてしまうケースもあるため、自己資金を減らすリスクなく取引ができるのも魅力です。
テクニカル分析スキルの向上
スキャルピングは取引回数が多いため、テクニカル分析のスキルが素早く向上します。チャートのパターン認識や、エントリー・決済タイミングの判断力が自然と身につき、他の取引スタイルにも応用可能です。
スキャルピングのデメリット
スキャルピングにはデメリットもあるため確認が必要です。スキャルピングのおもなデメリットは次の2つになります。
- 取引中は常にPC画面に張付いていなければいけない
- 取引コストがかかる
取引中は常にPC画面に張付いていなければいけない
スキャルピングは超短期かつタイミングが命のトレードスタイルです。数秒から数分といった非常に短い時間で取引し、ここぞというチャンスを瞬時に捉えなくてはいけません。
常にPCのモニターを監視していないといけないため、非常に集中力を要して精神的および肉体的な負担が大きいのがデメリットです。
ときには何時間もPC画面に張り付くことにもなるため、座りっぱなしによる健康への悪影響も懸念されます。
取引中は時間が拘束されてしまい他にやりたいことが出来なくなってしまうのも欠点です。
取引コストがかかる
スキャルピングは短時間で何度も取引するため、取引コストがかかる傾向にあります。ここで言う取引コストとは次の2つです。
- スプレッド
- 取引手数料
スプレッドは売値と買値のレート差です。FXでは新規でポジションを保有したときスプレッド分がマイナスの状態でスタートします。たとえば、スプレッドが1.0pipsなら-1.0pips分の損失からスタートするのです。
1.0pipsというたとえ小さなスプレッドでも無視はできません。仮に100回取引を繰り返せば-100pipsの取引コストになるからです。
取引手数料は取引する度に発生するコストを指します。「新規売買時5ドル+決済時5ドル=合計10ドル」というような形で発生するのが基本です。
スキャルピングをするときに取引手数料が発生すると、取引コストが大きくなりやすいので注意しないといけません。
海外FXスキャルピングの具体的な手法とコツ
スキャルピングで安定して利益を上げるには、具体的な手法と実践的なコツを理解することが重要です。海外FXの高レバレッジを活かした独自の戦略を解説します。
値動きが活発な時間帯を狙う
スキャルピングで素早く利益を上げるには、値動きが活発な時間帯を狙うことが原則です。
- ロンドン市場オープン時(日本時間16:00~17:00):最も流動性が高い
- ニューヨーク市場オープン時(日本時間21:00~22:00):大きな値動きが期待できる
- ロンドン・ニューヨーク重複時間(日本時間21:00~翌2:00):取引量が最大
適切な通貨ペアの選択
通貨ペア | スプレッド | ボラティリティ | 初心者向け |
---|---|---|---|
EUR/USD | 狭(0.6pips~) | 中 | ◎ |
USD/JPY | 狭(0.7pips~) | 低~中 | ◎ |
GBP/USD | 中(1.0pips~) | 高 | ○ |
GBP/JPY | 広(1.5pips~) | 非常に高 | △ |
テクニカル分析の活用法
海外FXのMT4/MT5では、豊富なテクニカル指標を無料で使用できます。スキャルピングに特に有効な組み合わせを紹介します。
基本的な組み合わせ:
- 移動平均線(5期間、20期間):トレンド方向の確認
- RSI(14期間):買われすぎ・売られすぎの判断
- ボリンジャーバンド(20期間、2σ):エントリー・決済ポイント
海外FXスキャルピングで勝てない理由と解決策

多くのトレーダーがスキャルピングで失敗する問題には共通のパターンがあります。その原因と具体的な解決策を解説します。
よくある失敗パターン
損切りの遅れが招く大損失
スキャルピングで最も多い失敗が損切りの遅れです。「もう少し待てば戻るかも」という希望的観測により、わずかな遅れが大きな損失につながってしまうという問題があります。特に海外FXの高レバレッジ環境では、数秒の判断ミスが致命的な結果を招く可能性があります。
この問題を解決するには、エントリーと同時に必ず損切り注文を設定することが重要です。感情に左右されることなく、機械的に損失を限定できる仕組みを作ることで、大きな損失を防ぐことができます。
ポジポジ病による資金の消耗
次に多いのが「ポジポジ病」と呼ばれる、常にポジションを持っていないと落ち着かない状態です。チャートを見ているうちに、根拠のない取引を繰り返すようになり、結果的に資金を消耗してしまいます。
この対策として、1日の取引回数に明確な上限を設定することが有効です。例えば「1日10回まで」「3連敗したらその日は取引終了」など、自分なりのルールを決めて必ず守ることで、無駄な取引を防ぐことができます。
過度なレバレッジ使用によるリスク
海外FXの魅力である高レバレッジも、使い方を誤ると大きなリスクになります。1000倍のレバレッジをフルに使用すると、わずかな逆行で証拠金が枯渇し、一度の失敗で資金を失う可能性が高くなります。
安全にスキャルピングを行っていくためには、実効レバレッジを100倍以下に抑えることを推奨します。口座レバレッジが1000倍でも、実際の取引では証拠金に対して適切なロット数に調整することで、リスクをコントロールできます。
メンタル管理の重要性
スキャルピングでは瞬時の判断が求められるため、メンタル管理が特に重要です。感情的な取引は失敗の大きな原因となります。
取引前の準備
取引を始める前に、その日の取引計画を明確に立てることが大切です。どの通貨ペアで、どのような条件でエントリーするか、目標利益と最大損失はいくらかなど、具体的な計画を紙に書き出すことで、冷静な判断ができるようになります。
取引中の心構え
実際の取引中は、計画どおりに淡々と実行することに集中します。利益が出ているときの興奮や、損失が出ているときの焦りなど、感情に左右されないよう常に冷静さを保つことが重要です。チャートの動きに一喜一憂せず、決めたルールに従って機械的に取引を行うことが成功への近道です。
取引後の振り返り
その日の取引が終わったら、必ず振り返りの時間を設けましょう。どの取引が成功し、どの取引が失敗したのか、その理由を分析することで、次回の取引に活かすことができます。取引記録をデータとして蓄積し、定期的に見直すことで、自分の弱点や改善点が明確になります。
スキャルピングに適した業者を選ぶポイント5選
海外FXのすべての業者がスキャルピングに適しているかといえばそうではないです。不向きな業者もあるのです。
そうした業者を選らんでしまうと後悔してしまうため、次の5つのポイントを参考に業者を選らんでください。
- スキャルピングが禁止されていないか?
- 取引コストが安い
- 最大レバレッジが高い
- 約定力が高い
- ECN方式を採用している
スキャルピングが禁止されていないか?
前提としてその業者がスキャルピングを禁止してないか確認しておきましょう。
多くの業者ではスキャルピングを禁止していませんが、中にはスキャルピングを禁止している業者もあります。
スキャルピングを禁止している業者でスキャルピングを行うと、利益没収やアカウント剥奪などのペナルティを受ける恐れがあります。
そのため、事前に取引規約などを確認し、スキャルピングが許可されているかをチェックしておくのが大事です。
取引コストが安い
取引コスト(スプレッドと手数料)が高い業者はスキャルピングに不向きなため、取引コストが安い業者を選らんでください。
スキャルピングでは、取引コストをいかに安く抑えるかが勝つための重要な要素のひとつだからです。
たとえば、スプレッドが広いと勝ちづらくなります。利益を上げるためにより大きな値動きを求められるからです。
スプレッドが0.5pipsなら0.5pips超の順行で利益がでます。それに対して、スプレッドが1.5pipsだと1.5pips超の順行でないと利益がでません。
仮に5pipsの利益を狙うのであれば、利益目標までの距離が以下のように違うのです。
- 0.5pipsの場合:5.5pips
- 1.5pipsの場合:6.5pips
スキャルピングは小さな利益を積み上げていく手法なため、スプレッドは少しでも狭いほうが有利に取引できます。
また、取引手数料がある業者を選ぶ場合はできる限り安いところが良いです。取引手数料の安い業者を選べばコストを抑えられます。
業者名 | 口座タイプ | 取引手数料 | 100回取引時の手数料 |
Tradeview | ILC口座 | 1ロットあたり往復5ドル | 500ドル |
AXIORY | ナノスプレッド口座 | 1ロットあたり往復6ドル | 600ドル |
Exness | ロースプレッド | 1ロットあたり往復7ドル | 700ドル |
※1ロット=10万通貨
最大レバレッジが高い
スキャルピングは小さな値幅を狙っていくため、最大レバレッジが高い業者を選ぶ必要があります。小さな値幅をレバレッジの力で大きな利益に変えてあげる必要があるからです。
スキャルピングで狙う値幅はせいぜい数pips~10pips程度と小さいです。値幅は利益の大きさに直結するため、小さな値幅だとあまり大きな利益は出せません。
そこで役に立つのがレバレッジですが、このレバレッジが高い業者ほ必要証拠金が少なく済むため大きな取引ができ、利益が拡大できるのが魅力です。
たとえば、口座資金30万円のときにレバレッジ500倍の業者なら1億5,000円分の取引ができます。それに対して、レバレッジ1,000倍の業者なら2倍の3億円分の取引ができるのです。2倍のポジションで取引できるため、勝ったときの利益も2倍になります。
このため、次のようなレバレッジの高い業者を選ぶのがおすすめです。
FX業者名 | レバレッジ |
Exness | 無制限 |
XMTrading | 1,000倍 |
FXGT | 1,000倍 |
約定力が高い
細かな値動きを狙うスキャルピングでは希望どおりの価格で約定できるかが勝敗に大きな影響を与えます。よって、約定力の高い業者を選ばないといけません。
ここで言う約定力とは、こちらが意図した価格で注文が成立できる力のことを意味します。
為替レートは常に変動しているため、注文を発注してから約定するまでの時間が遅いと意図しない価格で約定してしまう「スリッページ」が発生するケースがあります。スリッページが発生すると大抵は不利な価格で約定するため防止しないといけません。
また、約定力が低いと注文した価格で約定拒否され、FX業者側から別の価格を提示される「リクオート」が起きやすいです。チャンス時にリクオートが発生するとエントリータイミングを逃します。
約定力が高い業者であれば、スリッページとリクオートを防止しやすいです。しっかりと狙った価格でエントリーできるため、0.1pips・1秒の高精度のエントリーに対応できます。
約定力が高い業者は「EQUINIX(エクイニックス)社」のサーバーを使用しているケースが多いため、目安にしてみると良いでしょう。当記事で紹介中の業者だと以下の2社がEQUINIX社のサーバーを使用しています。
- AXIORY
- Tradeview
ECN方式を採用している
ECN方式とは、トレーダー同士の注文を市場でマッチさせて成立させる取引方式です。このECN方式は以下の理由によって、非常にスキャルピングに適しています。
- 約定スピードが早い
- 非常にスプレッドが狭い
- リクオートがない
ECN方式では注文から約定の流れが自動化されており、注文が即座に市場に反映されます。このため、約定スピードが早いです。
ECN方式は常にトレーダーへ最良の買値と売値を提示するため、スプレッドも狭くなります。狭いスプレッドで取引できれば、取引開始時の価格が有利になり、勝率も上がります。
ECN方式ではリクオートが発生しません。トレーダーの注文にFX業者が介入しないからです。よって、リクオートによる取引のタイミングのずれや売買効率の低下などを防止できます。
このようにECN方式はスキャルピングに向いているのです。各社のECN方式の口座タイプは次のとおりになります。
FX業者名 | 口座タイプ |
XMTrading | ゼロ口座 |
Exness | ロースプレッド口座 |
FXGT | ECN口座 |
AXIORY | ナノスプレッド口座 |
TRADEVIEW | ILC口座 |
なお、ECN口座は取引手数料が発生します。従って単純にスプレッドや約定力だけでは決めずに、取引手数料まで含めて他の口座タイプと比較するのがおすすめです。
スキャルピングに関するQ&A
ここでは、スキャルピングに関してよくある質問をまとめました。
初心者にスキャルピングは難しい?
スキャルピングは高速取引であるため、確かに難解な部分はあります。瞬時に分析や判断を行なわないといけないため、初心者だと戸惑ってしまうかもしれません。もし展開が早すぎると感じるのであれば、デイトレードで経験を積むのがおすすめです。
最大レバレッジでスキャルピングはリスクが高い?
はい、フルレバレッジで取引するのはリスクが高くおすすめできません。少しの逆行で大きな損失が発生し、強制ロスカットになってしまいます。
スキャルピングにおすすめの通貨ペアは?
米ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/米ドルです。この3通貨はスプレッドが狭く、取引量があり、ある程度のボラティリティが保たれているため、スキャルピングしやすいです。
EA(自動売買ツール)でのスキャルピングは可能?
EAが使えるかは業者によります。また、口座タイプによっても違ってくるため確認が必要です。ちなみに当記事でおすすめしているFX業者はすべて自動売買に対応しています。
FX業者名 | 口座タイプ | 自動売買 |
XMTrading | KIWAMI極口座 | 可能 |
Exness | プロ口座 | 可能 |
FXGT | PRO口座 | 可能 |
AXIORY | ナノ口座 | 可能 |
Tradeview | ILC口座 | 可能 |
スキャルピングに向いていない時間帯は?
ボラティリティの小さい時間帯や流動性が低い時間帯です。基本的に欧州と米国の市場が開いていない時間帯が妥当します。とくに日本時間早朝(午前5時~7時頃)はスプレッドも開きやすいため、おすすめできません。
スキャルピングの勝率はどのくらいを目指すべき?
スキャルピングでは勝率60%以上を目標にしましょう。ただし、勝率だけでなくリスクリワード比も重要です。勝率が50%でも、利益が損失の1.5倍以上あれば、総合的にプラスになります。具体的な数値目標を設定し、取引記録をデータ化して分析することが大切です。
海外FXのボーナスはスキャルピングに使える?
はい、多くの海外FX業者のキャッシュバックや入金ボーナスはスキャルピングにも使用可能です。ただし、ボーナスには出金条件があるため、規約を確認することが重要です。ボーナス専用口座で練習してから、自己資金での取引に移行する方法も有効です。
デモ口座での練習は必要?
はい、実際の資金を使う前にデモ口座での練習を強く推奨します。各業者が提供するデモ口座では、実際の取引環境と同じ条件で練習できます。スマホアプリやPCの操作に慣れ、自分の手法を確立してから本番に臨むことで、損益を安定させやすくなります。
スワップポイントは考慮すべき?
スキャルピングは短時間で決済するため、スワップポイントはほとんど影響しません。ただし、日をまたいでポジションを持つ場合は、マイナススワップに注意が必要です。特に高金利通貨ペアでは、スワップの影響が大きくなることがあります。
スキャルピングをする時の禁止事項・注意点
スキャルピングをするときはいくつか注意点があります。その中には海外FX特有のものもあるため、以下の5つの注意点に目を通しておいてください。
- スプレッドが広い業者は利用しない
- 最大レバレッジが低い業者は利用しない
- 経済指標発表前や窓あけのタイミングでは取引しない
- 裁定取引(アービトラージ)をしない
- 複数口座・複数業者間の両建て行為をしない
- 金融商品取引法に関する注意事項
- ニュース配信時の取引について
スプレッドが広い業者は利用しない
何度かお伝えしていますが、スキャルピングはスプレッドが広いと勝てないです。スプレッドが広いほどポジション保有時の開始価格が不利になってしまうからです。このため、スプレッドが広い業者は避けるようにしてください。
当ブログ内で、海外FX業者のスプレッドを比較した記事がありますので是非ご確認下さい。
最大レバレッジが低い業者は利用しない
スキャルピングの大きな魅力のひとつが小さな値幅で大きな利益を上げられることです。ただし、それを可能にするには最大レバレッジが高い業者を利用する必要があります。
最大レバレッジが低い業者を利用すると取引の規模が制限されるため、小さな値幅では大きな利益を上げるのが難しいです。
思うように稼げないと取引ルールの無視やポジポジ病などに繋がり、資金を減らすことになるケースがあるため、最大レバレッジが低い業者は避けましょう。
当ブログ内で、海外FX業者のレバレッジを比較した記事がありますので是非ご確認下さい。
経済指標発表前や窓あけのタイミングでは取引しない
経済指標発表前や週明けに窓開けするタイミングはスキャルピングに適していません。相場が乱高下しやすくスプレッドも開きやすいためです。
どちらに行くのか予測がつかないためギャンブルに近い取引になります。そもそもスプレッドも大きく開きやすく、スキャルピングできる環境でないケースが多いです。
また、業者によっては経済指標発表前や週明けに窓開けするタイミングを狙ったトレードを禁止している場合があります。
そうした業者だと利益没収や口座凍結の恐れがあるため、注意しておかないといけません。
裁定取引(アービトラージ)をしない
裁定取引(アービトラージ)とは、市場と市場の価格差を利用して利益を得る手法です。
たとえば、同じ通貨ペアでA社とB社にレート差が発生したとします。
- A社:100.05円
- B社:100.02円
上記の場合、A社で売り、B社で買いを入れれば、差額の0.3円分の利益を獲得できます。このようなやり方が裁定取引です。
ただし、裁定取引はスキャルピングでは機能しにくいです。価格差があったとしても一瞬で解消されてしまうケースが多いため、個人レベルではとても追いつかないでしょう。
また、裁定取引を禁止しているFX業者も多いのもおすすめできない理由のひとつです。
複数口座・複数業者間の両建て行為をしない
スピードが求められるスキャルピングにおいて複数口座・複数業者間の両建ては悪手です。複数のポジションを管理する状況になり、判断遅れや決済ミスを招きやすくなります。
また、業者によっては複数口座・複数業者間の両建てを禁止しているケースが多いです。
米ドル/円を買いと売りで保有というように、同じ通貨ペアを別口座で両建てすると規約違反となりペナルティを受ける恐れがあります。
金融商品取引法に関する注意事項
海外FX業者は日本の金融庁の認可を受けていないため、金融商品取引法の保護対象外となります。これは以下の点に注意が必要です:
- 信託保全の義務がない(業者により対応は異なる)
- トラブル時の相談先が限られる
- 税制上の取り扱いが国内業者と異なる
ただし、各業者は独自の資金保全スキームを採用しており、当社推奨の業者は実績と信頼性で選定しています。
ニュース配信時の取引について
重要な経済指標やニュース配信時は、スプレッドが大きく開く可能性があります。特に以下のタイミングでは注意が必要です:
- 米国雇用統計(毎月第1金曜日)
- FOMC政策金利発表
- 各国GDP発表
- 中央銀行総裁の発言
これらの時間帯は、一時的に取引を控えるか、ポジションサイズを小さくすることを推奨します。
まとめ

スキャルピングに適した業者はレバレッジが高い・スプレッドが狭い・約定力が高いという特徴があるんですね。

そうだね。
逆に考えれば、その特徴を満たさない業者はスキャルピングに向いてないから利用してはいけないんだ。
スキャルピングに適した業者を利用すれば小さな値幅で大きな利益を得られ、狙った価格で約定できるため、有利に取引でき勝率アップに繋がります。
そのため、海外FXでスキャルピングをするときは以下のようなスキャルピング向けの業者を選びましょう。
順位 | 業者名 | 口座タイプ | おすすめの人 |
1位 | XMTrading | KIWAMI極口座 | ・初期費用ゼロで取引を開始したい人 ・海外FX初心者の人 |
2位 | Exness | プロ口座 | ・無制限のレバレッジで取引したい人 ・即時約定でスリッページを防止したい人 |
3位 | FXGT | PRO口座 | ・仮想通貨FXを取引したい人 |
4位 | AXIORY | ナノ口座 | ・約定力を重視する人・cTraderを使いたい人 |
5位 | Tradeview | ILC口座 | ・ECN口座の取引手数料を抑えたい人 |