XMのスプレッドは本当に広すぎる?口座タイプ別一覧と他社比較で徹底検証【2025年最新】

XMのスプレッドは本当に広すぎる?口座タイプ別一覧と他社比較で徹底検証【2025年最新】 全て

XMのスプレッドが広すぎて勝てないって聞いたんだけど、本当なの?

確かにXMのスプレッドは他社と比べてやや広めだけど、「広すぎて勝てない」というのは誤解だよ。口座タイプの選び方やXMポイントの活用で、実質的なコストは大きく下げられるんだ。これから詳しく解説していくね

XMTrading(XM)は日本人トレーダーに最も人気のある海外FX業者ですが、「スプレッドが広すぎて勝てない」という声を耳にすることがあります。しかし、実際にはスプレッドの広さだけで取引の勝敗が決まるわけではありません。

本記事では、XMのスプレッドを口座タイプ別・銘柄別に一覧表で示し、他社との比較を通じて、XMのスプレッドが本当に広すぎるのかを検証します。さらに、スプレッドが広がる時間帯や、広すぎて勝てないと感じる原因と対策についても詳しく解説します。

  1. XMのスプレッドとは?FX取引における基礎知識
    1. スプレッドの単位と計算方法
    2. 変動スプレッド制の仕組み
  2. XMのスプレッド一覧【口座タイプ別・銘柄別】
    1. FX通貨ペアのスプレッド一覧(メジャー通貨) – 平均スプレッド
    2. FX通貨ペアのスプレッド一覧(マイナー/エキゾチック通貨) – 平均スプレッド
    3. 貴金属CFDのスプレッド
    4. 株価指数CFDのスプレッド
    5. エネルギーCFDのスプレッド
  3. XMのスプレッドは本当に広すぎる?他社との徹底比較
    1. スタンダード口座のスプレッド比較
    2. 低スプレッド口座の比較(KIWAMI極口座)
    3. XMのスプレッドが広い理由
    4. XMポイント(XMP)でスプレッドコストを圧縮(スタンダード/マイクロ口座のみ)
  4. XMのスプレッドが広がる時間帯と注意点
    1. 早朝の時間帯(日本時間6時〜8時頃)
    2. 経済指標発表前後
    3. 要人発言や突発的なニュース発表時
    4. 年末年始や長期休暇期間
  5. XMのスプレッドが広すぎて勝てない?原因と対策
    1. スキャルピングには不向きな可能性
    2. デイトレード・スイングトレードなら問題なし
    3. 口座タイプの選択で対策
    4. 適切な通貨ペア・銘柄の選択
  6. XMのスプレッドをリアルタイムで確認する方法
    1. MT4/MT5(PC版)でスプレッドを確認する方法
    2. MT4/MT5(スマホアプリ)でスプレッドを確認する方法
    3. XMスマホアプリでスプレッドを確認する方法
    4. デモ口座でスプレッドを事前確認
  7. XMのスプレッドに関するよくある質問
    1. Q1. XMのドル円のスプレッドは何pipsですか?
    2. Q2. XMで最もスプレッドが狭い通貨ペアはどれですか?
    3. Q3. XMのスプレッドが広がりやすい時間帯はいつですか?
    4. Q4. XMのスプレッドは固定ですか、変動ですか?
    5. Q5. XMのスプレッドは他社と比べて本当に広いですか?
    6. Q6. XMでスキャルピングはできますか?
    7. Q7. XMのゴールド(GOLD)のスプレッドはどのくらいですか?
    8. Q8. XMのデモ口座とリアル口座でスプレッドは同じですか?
  8. まとめ:XMのスプレッドを正しく理解して効率的に取引しよう

XMのスプレッドとは?FX取引における基礎知識

XMのスプレッドの基礎知識を説明する図解、売値と買値の差を示すFX取引のスプレッド概念図

スプレッドとは、通貨ペアの買値(Ask)と売値(Bid)の差額のことで、FX取引における実質的な取引コストです。XMでは変動スプレッド制を採用しており、市場の流動性や時間帯によってスプレッドが変動します。

スプレッドの単位と計算方法

スプレッドの単位は「pips(ピップス)」で表されます。pipsは通貨の最小単位を示し、多くの通貨ペアでは小数点第4位(0.0001)が1pipsに相当します。ただし、円を含む通貨ペアでは小数点第2位(0.01)が1pipsとなります。

XMでは「フラクショナル・ピップ価格設定」を採用しており、小数点第5位(円を含む通貨ペアでは第3位)まで表示されます。これにより、より正確な価格で取引が可能になります。

スプレッドによる取引コストは以下の計算式で求められます:

取引コスト = スプレッド(pips) × 取引数量(ロット) × 通貨の単位

例えば、ドル円(USDJPY)のスプレッドが2.0pipsで1ロット(10万通貨)取引する場合、取引コストは2.0pips × 10万通貨 × 0.01円 = 2,000円となります。

変動スプレッド制の仕組み

XMは固定スプレッド制ではなく、変動スプレッド制を採用しています。変動スプレッド制では、市場の流動性や取引量に応じてスプレッドが常に変動します。流動性が高い時間帯ではスプレッドが狭くなり、流動性が低い時間帯では広がる傾向があります。

変動スプレッド制のメリットは、市場の状況に応じた適正な価格で取引できることです。一方、固定スプレッド制では市場の変動に関わらずスプレッドが一定ですが、突発的な市場変動時には約定が滑る可能性があります。XMでは変動制を採用することで、高い約定力を実現しています。

XMのスプレッド一覧【口座タイプ別・銘柄別】

XMの口座タイプ別スプレッド一覧、スタンダード・KIWAMI極・ゼロ口座の比較図

XMには色々な口座タイプがあるみたいだけど、スプレッドはどう違うの?

XMには主に4つの口座タイプがあって、それぞれスプレッドが異なるんだ。特にKIWAMI極口座とゼロ口座は低スプレッドが特徴だよ。一覧表で確認してみよう

XMでは口座タイプによってスプレッドが異なります。以下は主要なFX通貨ペアとCFD銘柄のスプレッド一覧です。

FX通貨ペアのスプレッド一覧(メジャー通貨) – 平均スプレッド

メジャー通貨ペアは取引量が多く、流動性が高いため比較的スプレッドが狭い傾向にあります。以下は主要なメジャー通貨ペアの平均スプレッド一覧です。スプレッドは変動制のため、時間帯や市場状況により変動します。

通貨ペアスタンダード/マイクロ口座KIWAMI極口座ゼロ口座(手数料込み)
USD/JPY(ドル円)2.0pips1.0pips1.1pips
EUR/USD(ユーロドル)1.7pips0.7pips1.1pips
GBP/USD(ポンドドル)2.1pips0.7pips1.2pips
AUD/USD(豪ドル米ドル)1.9pips0.9pips1.4pips
EUR/JPY(ユーロ円)2.3pips1.3pips1.5pips
GBP/JPY(ポンド円)3.6pips1.6pips2.2pips
USD/CHF(ドルスイスフラン)2.1pips1.1pips1.5pips
CAD/JPY(カナダドル円)3.4pips1.7pips2.1pips

※上記は平均的な参考値です。実際のスプレッドは時間帯・市場状況により変動します。最新のスプレッドは、MT4/MT5の取引プラットフォームまたはXM公式サイトの商品仕様ページでご確認ください。

※ゼロ口座のスプレッドは、FX通貨ペアの往復取引手数料(基軸通貨の10通貨/ロット、約1.0pips相当)を加算した実質スプレッドを表示しています。ゴールド・シルバーなどの貴金属もゼロ口座では手数料が発生し、取引金額に応じた手数料体系となります(詳細は貴金属CFDセクションの注釈をご参照ください)。2025年11月時点・FSA規制下のXM Trading情報です。

FX通貨ペアのスプレッド一覧(マイナー/エキゾチック通貨) – 平均スプレッド

マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアは、メジャー通貨ペアと比べて流動性が低いため、スプレッドが広くなる傾向があります。以下は平均的なスプレッドです。

通貨ペアスタンダード/マイクロ口座KIWAMI極口座ゼロ口座(手数料込み)
AUD/JPY(豪ドル円)3.3pips1.6pips2.2pips
NZD/USD(ニュージーランドドル米ドル)2.7pips1.4pips2.0pips
EUR/GBP(ユーロポンド)2.0pips1.1pips1.5pips
EUR/CHF(ユーロスイスフラン)2.7pips1.7pips2.1pips
USD/TRY(ドルトルコリラ)150pips100pips
USD/ZAR(ドル南アフリカランド)15pips10pips
SGD/JPY(シンガポールドル円)20pips12pips

※上記は平均的な参考値です。実際のスプレッドは時間帯・市場状況により変動します。最新のスプレッドは、MT4/MT5の取引プラットフォームまたはXM公式サイトの商品仕様ページでご確認ください。

貴金属CFDのスプレッド

ゴールドやシルバーなどの貴金属CFDは、FXトレーダーに人気の銘柄です。特にゴールドは高いボラティリティがあり、多くのトレーダーが取引しています。

銘柄スタンダード/マイクロ口座KIWAMI極口座ゼロ口座
GOLD(ゴールド)3.5ドル1.5ドル2.0ドル
SILVER(シルバー)3.6セント1.8セント2.5セント

※ゼロ口座では、ゴールド・シルバーも取引手数料が発生します。スタンダード/マイクロ/KIWAMI極口座では手数料無料です。ゼロ口座の手数料は取引金額に応じた体系となりますので、詳細はXM公式サイトの商品仕様ページをご確認ください。

株価指数CFDのスプレッド

世界の主要な株価指数もCFDとして取引可能です。現物取引と先物取引があり、それぞれスプレッドが異なります。

銘柄スプレッド(全口座共通)
JP225(日経225)12ポイント
US30(ダウ平均)6ポイント
US500(S&P500)0.7ポイント
GER40(DAX)3ポイント
UK100(FTSE100)3ポイント

※上記は平均的な参考値です。実際のスプレッドは時間帯・市場状況により変動します。最新のスプレッドは、MT4/MT5の取引プラットフォームまたはXM公式サイトの商品仕様ページでご確認ください。

エネルギーCFDのスプレッド

原油やガスなどのエネルギー商品のCFD取引も可能です。

銘柄スプレッド(全口座共通)
WTI原油(USOIL)0.05ドル
ブレント原油(UKOIL)0.05ドル
天然ガス(NGAS)0.030ドル

※上記は平均的な参考値です。実際のスプレッドは時間帯・市場状況により変動します。最新のスプレッドは、MT4/MT5の取引プラットフォームまたはXM公式サイトの商品仕様ページでご確認ください。

XMのスプレッドは本当に広すぎる?他社との徹底比較

XMのスプレッドと他社FX業者の徹底比較、広すぎるかを検証する比較図

XMのスプレッドが広すぎるという評判は本当なのでしょうか?ここでは、他の主要海外FX業者とスプレッドを比較し、XMの立ち位置を客観的に検証します。

スタンダード口座のスプレッド比較

まず、最も一般的な口座タイプであるスタンダード口座(ボーナス対象口座)のスプレッドを他社と比較してみます。

業者名USD/JPYEUR/USDGBP/USDAUD/USD
XM(スタンダード)2.0pips1.7pips2.1pips1.9pips
Exness(スタンダード)1.1pips1.0pips1.3pips1.4pips
FXGT(スタンダード+)1.6pips1.5pips1.8pips1.7pips
BigBoss(スタンダード)1.6pips1.9pips2.2pips1.8pips
TitanFX(スタンダード)1.3pips1.2pips1.5pips1.5pips

この比較表から分かるように、XMのスタンダード口座のスプレッドは確かに他社と比べてやや広めです。特にExnessやTitanFXと比較すると、0.5〜1.0pipsほどの差があります。

低スプレッド口座の比較(KIWAMI極口座)

次に、XMの低スプレッド口座であるKIWAMI極口座と、他社の低スプレッド口座を比較します。

業者名USD/JPYEUR/USDGBP/USDAUD/USD
XM(KIWAMI極)1.0pips0.7pips0.7pips0.9pips
Exness(ロースプレッド)0.7pips0.7pips0.9pips0.9pips
ThreeTrader(Rawゼロ)0.6pips0.6pips0.8pips0.8pips
Vantage(RAW ECN)0.9pips0.8pips1.1pips1.0pips
AXIORY(ナノ)1.0pips1.0pips1.2pips1.2pips

※上記は取引手数料を含んだ実質スプレッドです。

KIWAMI極口座では、他社の低スプレッド口座と比較してもそれほど大きな差はありません。特にKIWAMI極口座の最大のメリットは、取引手数料が完全無料である点です。他社の低スプレッド口座では往復手数料が発生しますが、KIWAMI極口座ではその分がスプレッドに含まれています。

XMのスプレッドが広い理由

XMのスプレッドが他社と比べて広めに設定されている理由は、以下の要因が考えられます。

第一に、XMは最大1000倍という業界最高水準のレバレッジを提供しています(ゼロ口座は最大500倍)。高いレバレッジは少ない証拠金で大きな取引が可能になる一方、業者側のリスクも増大します。このリスクをカバーするため、スプレッドがやや広めに設定されていると考えられます。

第二に、XMはスタンダード口座とマイクロ口座において豪華なボーナスプログラムを提供しています。口座開設ボーナス(全口座対象)、入金ボーナス(スタンダード/マイクロ口座のみ)、ロイヤルティプログラム(スタンダード/マイクロ口座のみ)など、充実したボーナス体系が特徴です。KIWAMI極口座とゼロ口座は、低スプレッドを実現する代わりに、入金ボーナスとロイヤルティプログラムは対象外となります。これらのボーナスコストは、スプレッドによって賄われている側面があります。

第三に、XMは日本語サポートが非常に充実しており、平日を中心とした日本語サポート体制を提供しています(受付時間の詳細は公式サイトをご確認ください)。この高品質なサポート体制を維持するためのコストも、スプレッドに反映されていると推測されます。

XMポイント(XMP)でスプレッドコストを圧縮(スタンダード/マイクロ口座のみ)

XMのスタンダード口座とマイクロ口座では「ロイヤルティプログラム」というポイント制度があり、取引するたびにXMポイント(XMP)が貯まります。貯まったポイントは現金やボーナスに交換でき、実質的な取引コストを下げることができます。なお、KIWAMI極口座とゼロ口座はロイヤルティプログラムの対象外です。

ロイヤルティプログラムには4つのランクがあり、取引日数に応じて自動的にランクアップします:

  • Executive(開設時):10XMP/ロット
  • Gold(30日以上):13XMP/ロット
  • Diamond(60日以上):16XMP/ロット
  • Elite(100日以上):20XMP/ロット

最高ランクのEliteステータスでは、1ロットの取引で20XMPが獲得できます。このポイントは用途により換算レートが異なり、ボーナスクレジットに交換する場合は約6.67ドル(XMP÷3)現金に交換する場合は約0.50ドル(XMP÷40)相当となります。多くのトレーダーは換算レートの良いボーナス交換を利用しています。ボーナス交換の場合、これをスプレッドに換算すると約0.6pips分のコスト削減効果があります。

つまり、XMのスタンダード口座でドル円を取引する場合、表面上のスプレッドは2.0pipsですが、XMポイント(ボーナス交換時)を加味した実質スプレッドは約1.4pips相当となります。これは他社の低スプレッド口座と遜色ない水準です。ただし、この恩恵を受けられるのはスタンダード口座とマイクロ口座のみで、KIWAMI極口座とゼロ口座はロイヤルティプログラムの対象外となります。

XMのスプレッドが広がる時間帯と注意点

XMのスプレッドが広がる危険な時間帯を示す図解、早朝や経済指標発表時の注意点

特定の時間帯ではスプレッドが大きく広がることがあるため、注意が必要です。

早朝の時間帯(日本時間6時〜8時頃)

最もスプレッドが広がりやすい時間帯は、日本時間の早朝6時〜8時頃です。この時間帯は、ニューヨーク市場が閉まり、東京市場が開く前の「市場の端境期」にあたります。

この時間帯は取引参加者が少なく、市場の流動性が極端に低くなります。その結果、通常時の2〜5倍程度までスプレッドが拡大することがあります。例えば、ドル円の通常スプレッドが2.0pipsの場合、早朝には4.0〜10.0pips程度まで広がることも珍しくありません。

特に月曜日の早朝は、週末に市場が閉まっていたことから、窓開けと呼ばれる価格の飛びが発生しやすく、スプレッドも大きく広がる傾向があります。早朝時間帯の取引は避けるか、スプレッドが広がることを前提としたリスク管理が必要です。

経済指標発表前後

米国雇用統計、FOMC政策金利発表、GDP発表など、重要な経済指標の発表前後はスプレッドが拡大します。特に市場の予想と実際の数値に大きな乖離がある場合、急激な価格変動とともにスプレッドも大きく広がります。

経済指標発表の数分前からスプレッドが広がり始め、発表直後の1〜2分間は特に広い状態が続きます。その後、市場が落ち着くにつれて徐々に通常のスプレッドに戻っていきます。

特に注意すべき経済指標:

  • 米国雇用統計(毎月第1金曜日)
  • FOMC政策金利発表(年8回)
  • 米国消費者物価指数(CPI)
  • 米国GDP速報値
  • 各国中央銀行の政策金利発表

要人発言や突発的なニュース発表時

中央銀行総裁や財務大臣などの要人による重要な発言、または地政学リスクに関する突発的なニュースが流れた際にも、スプレッドが広がることがあります。

特に市場が予想していなかった発言やニュースは、急激な価格変動を引き起こし、それに伴いスプレッドも拡大します。このような場合、あらかじめ予測することが難しいため、常にストップロスを設定してリスク管理を行うことが重要です。

年末年始や長期休暇期間

クリスマスや年末年始など、欧米の金融市場が休場となる期間は、市場の流動性が著しく低下します。この期間は通常よりも大幅にスプレッドが広がり、場合によっては通常の5〜10倍程度まで拡大することがあります。

また、取引量が少ないため、通常では考えられないような急激な価格変動(フラッシュクラッシュ)が発生する可能性もあります。年末年始期間の取引は極力避けるか、ポジションを持ち越さないようにすることが推奨されます。

XMのスプレッドが広すぎて勝てない?原因と対策

XMのスプレッドが広すぎて勝てない問題の原因と対策、口座選択と取引方法の最適化

やっぱりスプレッドが広いと勝ちにくくなるよね?何か対策はある?

確かにスプレッドは取引コストだから、狭いほうが有利だよ。でも、「広すぎて勝てない」というのは誤解だね。口座タイプの選択や取引スタイルの工夫で十分に対応できるんだ

スキャルピングには不向きな可能性

XMのスプレッドで最も不利になるのは、数pipsの値幅を狙うスキャルピング取引です。スキャルピングでは、1回の取引で2〜5pips程度の利益を目指すことが多いため、スプレッドが2.0pipsあると、利益を出すためには最低でも4〜7pipsの値動きが必要になります。

例えば、ドル円でスキャルピングを行う場合、スプレッドが2.0pipsあると、エントリー直後の含み損が2.0pipsとなります。3pipsの利益を目指すには、実際には5pipsの値動きが必要になり、利益を出すハードルが高くなります。

対策としては、スキャルピングを行う場合はKIWAMI極口座またはゼロ口座を選択することです。KIWAMI極口座ならドル円のスプレッドは1.0pipsとなり、スキャルピングでも十分に利益を出しやすくなります。

デイトレード・スイングトレードなら問題なし

一方、数十pips以上の値幅を狙うデイトレードや、さらに大きな値幅を狙うスイングトレードでは、2.0pips程度のスプレッドはほとんど影響しません。

例えば、ドル円で50pipsの利益を目指すデイトレードの場合、スプレッド2.0pipsは利益の4%に過ぎません。100pipsを狙うスイングトレードなら、スプレッドの影響はわずか2%です。この程度の差であれば、XMの豪華なボーナスやハイレバレッジなど、他のメリットの方が大きいと言えます。

したがって、中長期的な視点で取引を行うトレーダーにとって、XMのスプレッドは「広すぎて勝てない」というレベルではありません。むしろ、ボーナスやレバレッジを活用することで、他社よりも効率的に資金を運用できる可能性があります。

口座タイプの選択で対策

XMで取引コストを抑えたい場合、口座タイプの選択が最も重要です。取引スタイルに応じて最適な口座タイプを選ぶことで、スプレッドの影響を最小限に抑えられます。以下は各口座タイプの主な特徴を比較した表です。

口座タイプ最大レバレッジスプレッド取引手数料入金ボーナスXMP
スタンダード/マイクロ1,000倍広め無料
KIWAMI極1,000倍狭い無料
ゼロ500倍最狭有料

※口座開設ボーナスは全口座タイプで利用可能です。入金ボーナスとXMP(ロイヤルティプログラム)はスタンダード/マイクロ口座のみが対象です。

スタンダード口座・マイクロ口座は、豪華なボーナスが受け取れる代わりにスプレッドがやや広めです。ボーナスを活用して証拠金を増やし、リスクを抑えながら取引したいトレーダーに向いています。

KIWAMI極口座は、取引手数料無料で低スプレッドを実現した口座です。ボーナスは口座開設ボーナスのみですが、スプレッドを重視するトレーダーに最適です。

ゼロ口座は、スプレッドが最小0pipsから始まる口座ですが、別途取引手数料が発生します。FX通貨ペアでは基軸通貨の10通貨/ロット(往復)、つまりUSD/JPYなら往復10ドル(約1.0pips相当)の手数料を考慮すると、実質コストはKIWAMI極口座とほぼ同等になります。スキャルピングに特化したトレーダー向けの口座です。

適切な通貨ペア・銘柄の選択

XMでは、通貨ペアや銘柄によってスプレッドに大きな差があります。スプレッドを抑えたい場合は、メジャー通貨ペアを中心に取引することが効果的です。

特にスプレッドが狭い通貨ペア:

  • EUR/USD(ユーロドル):1.7pips(スタンダード口座)
  • USD/JPY(ドル円):2.0pips(スタンダード口座)
  • GBP/USD(ポンドドル):2.1pips(スタンダード口座)
  • AUD/USD(豪ドル米ドル):1.9pips(スタンダード口座)

一方、エキゾチック通貨ペア(USD/TRY、USD/ZARなど)は、スプレッドが数十pips〜100pips以上と非常に広いため、取引コストが大きくなります。初心者や取引コストを抑えたいトレーダーは、これらの通貨ペアを避けることが賢明です。

XMのスプレッドをリアルタイムで確認する方法

XMのスプレッドをリアルタイムで確認する方法、MT4・MT5プラットフォームでの表示手順

XMでは、取引プラットフォームのMT4/MT5やXMスマホアプリを使って、リアルタイムのスプレッドを確認できます。取引前にスプレッドを確認することで、有利なタイミングでエントリーすることが可能です。

MT4/MT5(PC版)でスプレッドを確認する方法

PC版のMT4またはMT5でスプレッドを確認する手順は以下の通りです:

まず、MT4/MT5を起動し、画面上部の「表示」メニューから「気配値表示」を選択します。気配値ウィンドウが表示されたら、任意の通貨ペアを右クリックし、「スプレッド」にチェックを入れます。

これにより、気配値表示ウィンドウに各通貨ペアのリアルタイムスプレッドがpips単位で表示されるようになります。スプレッドは市場の状況に応じて常に変動しているため、エントリー前に確認することをお勧めします。

また、チャート画面でもスプレッドを確認できます。チャート上で右クリックし、「プロパティ」を選択します。「全般」タブの「Ask ラインを表示」にチェックを入れると、チャート上にBid価格とAsk価格の両方が表示され、その差(スプレッド)を視覚的に確認できます。

MT4/MT5(スマホアプリ)でスプレッドを確認する方法

スマホアプリ版のMT4/MT5でスプレッドを確認する方法も簡単です。

アプリを起動後、下部メニューから「気配値」をタップします。通貨ペア一覧が表示されたら、任意の通貨ペアを長押しし、「スプレッド」を選択します。これにより、各通貨ペアの現在のスプレッドが表示されます。

また、チャート画面の左上にも、選択している通貨ペアの現在のBid価格、Ask価格、スプレッドが表示されます。取引前に必ず確認する習慣をつけましょう。

XMスマホアプリでスプレッドを確認する方法

XM公式のスマホアプリでもスプレッドを確認できます。アプリを開いたら、「取引」タブをタップし、取引したい通貨ペアを選択します。通貨ペアの詳細画面には、現在のスプレッドがpips単位で表示されています。

XMアプリは、MT4/MT5よりも直感的な操作が可能で、初心者でも使いやすいインターフェースになっています。ただし、高度なテクニカル分析機能はMT4/MT5の方が充実しているため、用途に応じて使い分けることをお勧めします。

デモ口座でスプレッドを事前確認

XMでは、無料でデモ口座を開設できます。デモ口座では、実際の市場レートと同じスプレッドが適用されるため、リアル口座で取引を始める前にスプレッドの傾向を把握することができます。

デモ口座を使えば、時間帯によるスプレッドの変動や、経済指標発表時のスプレッド拡大など、実際の取引環境を体験できます。リスクなしでスプレッドの動きを観察できるため、特に初心者にはデモ口座での練習をお勧めします。

XMのスプレッドに関するよくある質問

XMのスプレッドに関するよくある質問と回答、FAQ形式で解説

Q1. XMのドル円のスプレッドは何pipsですか?

XMのドル円(USD/JPY)のスプレッドは、口座タイプによって異なります。スタンダード口座とマイクロ口座では平均2.0pipsKIWAMI極口座では平均1.0pipsゼロ口座では0.0〜0.1pips(別途、FX通貨ペアは往復手数料として基軸通貨の10通貨/ロット=USD/JPYなら往復10ドル≒1.0pips相当が発生)です。※2025年11月時点・平均値

Q2. XMで最もスプレッドが狭い通貨ペアはどれですか?

XMで最もスプレッドが狭い通貨ペアは、EUR/USD(ユーロドル)です。スタンダード口座で平均1.7pips、KIWAMI極口座では平均0.7pipsとなっています。次にUSD/JPY(ドル円)、AUD/USD(豪ドル米ドル)などが狭いスプレッドで取引できます。

Q3. XMのスプレッドが広がりやすい時間帯はいつですか?

日本時間の早朝6時〜8時頃です。また、経済指標発表前後、年末年始などの長期休暇期間も拡大しやすくなります。

Q4. XMのスプレッドは固定ですか、変動ですか?

XMは変動スプレッド制を採用しています。市場の流動性や時間帯によってスプレッドが常に変動します。固定スプレッドではありませんので、取引前に必ずリアルタイムのスプレッドを確認することをお勧めします。

Q5. XMのスプレッドは他社と比べて本当に広いですか?

XMのスタンダード口座のスプレッドは、他社と比較するとやや広めです。しかし、KIWAMI極口座を使用すれば他社の低スプレッド口座と遜色ない水準になります。また、XMポイント(ロイヤルティプログラム)を活用することで、実質的なスプレッドコストを下げることができます。

Q6. XMでスキャルピングはできますか?

XMではスキャルピングが公式に認められています。ただし、スタンダード口座ではスプレッドがやや広いため、スキャルピングを行う場合はKIWAMI極口座またはゼロ口座の使用をお勧めします。これらの口座では、スキャルピングに適した低スプレッドで取引できます。

Q7. XMのゴールド(GOLD)のスプレッドはどのくらいですか?

XMのゴールド(GOLD)のスプレッドは、スタンダード口座で平均3.5ドルKIWAMI極口座で平均1.5ドルゼロ口座で平均2.0ドルです。ゴールドは人気の高い銘柄で、大きな値動きがあるため、スプレッドコストを差し引いても十分な利益を狙えます。

Q8. XMのデモ口座とリアル口座でスプレッドは同じですか?

XMのデモ口座は実際の市場レートに準拠したスプレッドが表示されます。ただし、実際の取引環境では流動性や約定条件により差が生じる場合があります。取引を始める前に、デモ口座でスプレッドの動きを確認することをお勧めします。

まとめ:XMのスプレッドを正しく理解して効率的に取引しよう

ここまでXMのスプレッドについて詳しく見てきたけど、「広すぎて勝てない」というのは誤解だってことが分かったかな?

うん!口座タイプの選び方やXMポイントの活用で、実質コストは抑えられるんだね。それにボーナスやレバレッジを考えると、総合的にはXMはかなり魅力的だと思った!

XMのスプレッドについて、口座タイプ別・銘柄別の一覧から他社比較、広がる時間帯、対策方法まで詳しく解説してきました。

確かにXMのスタンダード口座のスプレッドは、他社と比較するとやや広めです。しかし、「広すぎて勝てない」というのは誤解です。以下のポイントを理解することで、XMでも十分に利益を出すことが可能です。

**重要なポイント:**

  • 口座タイプによってスプレッドが大きく異なる。スキャルピングやデイトレードを行う場合は、KIWAMI極口座またはゼロ口座を選択することで、他社と遜色ない低スプレッドで取引できる
  • XMポイント(ロイヤルティプログラム)を活用することで、実質的なスプレッドコストを最大0.6pips程度削減できる。長期的に取引するほど、この恩恵は大きくなる
  • デイトレードやスイングトレードなど、数十pips以上の値幅を狙う取引スタイルでは、スプレッドの影響は限定的。むしろXMの豪華なボーナスやハイレバレッジのメリットの方が大きい
  • 早朝時間帯や経済指標発表前後など、スプレッドが広がりやすい時間帯を避けることで、不利な条件での取引を回避できる
  • メジャー通貨ペアを中心に取引することで、比較的狭いスプレッドで安定した取引環境を確保できる

XMは、スプレッド以外の総合的なサービス品質が非常に高い業者です。豪華なボーナスプログラム、最大1000倍のハイレバレッジ、充実した日本語サポート体制、高い約定力など、トレーダーにとって魅力的な要素が数多くあります。

スプレッドだけを見て業者を選ぶのではなく、自分の取引スタイルや重視するポイントに合わせて、総合的に判断することが重要です。XMは初心者から上級者まで幅広いトレーダーに対応できる、バランスの取れた海外FX業者と言えるでしょう。

これからXMで取引を始める方は、まずデモ口座で実際のスプレッドの動きを確認し、自分の取引スタイルに最適な口座タイプを選択することをお勧めします。適切な口座選択とリスク管理を行えば、XMで十分に利益を出すことが可能です。

※本記事の情報は2025年11月時点のものです。最新のスプレッド情報は、XM公式サイトまたは取引プラットフォームで必ずご確認ください。

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