FX自動売買VPSの不正アクセスとは?お名前.comの経緯と口座を守る対策

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FX用のVPSで不正アクセスがあったってニュースを見たよ。自動売買を続けていて大丈夫なのか、ちょっと心配になってきたんだけど…。

心配になる気持ちはよくわかるよ。でも、何が起きたのかを正しく知って、やるべき対策を一つずつ整えれば、自動売買は前向きに続けられるんだ。順番に整理していこうね。

2026年10月、FXの自動売買にも利用されてきたVPSサービス「お名前.comデスクトップクラウド」で、不正アクセスが発生したことが公表されました。運営元の発表によると、取引口座のログイン情報などが取得され、不正に利用された可能性があるとされています。

この記事では、GMOの公式発表をもとに経緯を時系列で整理し、該当サービスの利用者が今すぐやること、XMTrading(以下、XM)で安心して自動売買を続けるための設定、VPSを安全に使い続けるためのポイントを順番に解説します。原因の推測ではなく、確認できた事実と具体的な対策に絞ってお伝えします。

記事内の情報は2026年11月1日時点のものです。GMOの発表は今後更新される可能性があるため、最新情報はGMOの公式サイトでご確認ください。

FX用VPSの不正アクセスで何が起きたのか

カレンダーと時計と雲の上のサーバーが点線でつながる図を、虫眼鏡を持って指し示す茶色のハムスターのイラスト

まずは、今回の不正アクセスについて公式に発表されている内容を確認します。ここでは、お名前.comを運営するGMOインターネット株式会社(以下、GMO)の発表を時系列でまとめ、確定した事実と、まだ断定できない点を分けて整理します。あわせて、XMの対応も紹介します。

GMOの発表を時系列で整理

GMOは2026年10月21日の第1報以降、利用者に向けて続報を出し続けています。主な発表内容は次のとおりです。

日付GMOの主な発表内容
10月21日(第1報)10月20日に不正なプログラムの設置を確認。影響の可能性があるサーバーは26,739件。21日4時から全プランのサーバーを順次停止
10月22日(第2報)取引口座のログイン情報などが取得され、不正に利用された可能性。不正操作の報告があり、警察へ相談
10月23日(第3報)全セッションの切断、FX取引に使っていない端末からのパスワード変更などを要請。侵入経路は調査中
10月24日(第4報・第5報)情報の外部持ち出しを確認。見舞金・損失補償・代替サービスの方針と、MT4・MT5利用者向けの対応を案内
10月26日〜27日(第7〜9報)攻撃者とみられる者の予告について公表。解析を終えた端末ではマルウェアを確認していないと説明
10月27日〜29日(第10〜16報)攻撃者とみられる者による情報公開を確認し、閲覧や拡散をしないよう要請。情報が公開された利用者への特別見舞金、懸賞金の創設、刑事告訴を含む法的措置の方針を公表
10月30日見舞金・代替サービスについて、利用者への個別連絡を開始

※GMOの公式発表に基づきます。11月1日時点で、10月30日以降の新しい発表は確認していません。

GMOは、クレジットカード情報を含む決済情報をサービス側では保持していないと説明しています。ただし、利用者がVPSの中に保存していた情報は影響の範囲に含まれるとしているため、VPSのブラウザなどにカード情報やパスワードを保存していた場合は、カード会社への相談やパスワードの変更をしておきましょう。

公式に確認された事実と、断定できない点

報道やSNSではさまざまな情報が飛び交っていますが、GMOが公式に認めている事実と、まだ確定していない点は分けて考える必要があります。混同すると、必要以上に不安を感じてしまうためです。

まず、26,739件という数字は、影響を受けた可能性があるサーバーの数です。GMOは、不正アクセスや情報の取得が確認された件数ではないと説明しています。

また、侵入経路や根本的な原因について、GMOは第3報で調査中としており、11月1日時点で特定したという発表はありません。攻撃者とみられる者がさまざまな主張をしていますが、これらは攻撃者側の主張であり、GMOが事実として認めたものではありません。

解析を終えた利用者の端末ではマルウェアは確認されていないと説明されていますが、全員分の解析が終わったわけではありません。自分のパソコンについても、念のため確認しておくと安心です。

XMの対応と、XMが提供するVPS

XMを使っている人や、これからXMで自動売買を始めたい人にとって気になるのは、XMへの影響でしょう。

XMは10月23日付で、利用者に向けてセキュリティに関するお知らせを出したと伝えられています。その内容によると、XMのインフラやXMが提供するVPSへの影響は確認されていません。

今回不正アクセスを受けたのは、GMOが提供するVPSのサービスです。XMを使った取引そのものに問題が起きたわけではないので、落ち着いて対策を確認していきましょう。

VPSへの不正アクセスでMT4・MT5の口座が操作されるおそれがある仕組み

自宅のパソコンから雲の中のサーバーを通ってチャート画面へつながる図を、頬に手を当てて指し示す茶色のハムスターのイラスト

VPSに不正アクセスされると、どうしてFXの口座まで操作されちゃうの?XMやほかのFX業者が攻撃されたわけじゃないんだよね。

そうだよ。不正アクセスを受けたのはVPSのサービスで、XMなどFX業者のシステムが攻撃されたという発表はないんだ。VPSとMT4・MT5がどうつながっているかを知っておくと、対策の意味がぐっとわかりやすくなるよ。

ここでは、FX用VPSとMT4・MT5の一般的な仕組みを解説します。今回の不正アクセスの経路を特定するものではありませんが、どこを守ればよいかを理解するための基礎知識として役立ちます。

FX用VPSとリモートデスクトップの仕組み

VPSとは、インターネット上にある仮想のサーバーを、自分専用のパソコンのように使えるサービスです。FX用VPSでは、Windowsの環境にMT4やMT5を入れ、EAを24時間動かし続けられます。自宅のパソコンの電源を切っても取引が止まらないのが大きな利点です。

VPSの操作には、Windowsのリモートデスクトップという機能を使うのが一般的です。自宅のパソコンやスマートフォンから、ユーザー名とパスワードを入力してVPSの画面に接続します。

この仕組みは便利な反面、接続用のIDとパスワードが知られてしまうと、第三者もVPSの画面を操作できてしまいます。リモートデスクトップの守りを固めることが、VPS全体の安全につながります。

MT4・MT5に保存されたログイン情報の扱い

MT4やMT5には、口座番号とパスワードを保存して、次回から自動でログインできる機能があります。VPSでEAを動かす場合、再起動のたびに入力しなくて済むよう、ログイン情報を保存しておく人も多いでしょう。

ただし、保存されたログイン情報は、そのVPSの中にデータとして残ります。VPSの環境そのものが第三者に操作されると、保存されている情報も読み取られるおそれがあります。

GMOの第2報でも、取引口座のログイン情報などが取得され、不正に利用された可能性があると説明されています。VPS上に保存した情報は、VPSの安全性と切り離して考えられないということです。

ログイン情報があれば別の場所からでも取引できる

MT4やMT5は、口座番号とパスワード、サーバー名がわかれば、どのパソコンやスマートフォンからでもログインできます。いつもの端末で操作していなくても、別の場所から取引できてしまうのです。

そのため、VPSが停止したあとでも、ログイン情報が知られたままなら取引口座が操作されるおそれは残ります。GMOが取引口座のパスワード変更や全セッションの切断を呼びかけているのは、この点を踏まえた対応といえます。

逆にいえば、パスワードを新しくし、接続中のセッションを切断しておけば、古い情報でログインされる心配を減らせます。対策の中心が「パスワード変更」と「セッション切断」になるのはそのためです。

該当VPSを使っていた人が今すぐやること

鍵やスマートフォン、盾、ストップウォッチに囲まれ、鉛筆でチェックリストに印を付ける茶色のハムスターのイラスト

お名前.comデスクトップクラウドを使っていた場合は、GMOが案内している手順に沿って、早めに対策を進めましょう。ここでは、第3報と第5報の内容をもとに、やるべきことを6つのステップにまとめます。あわせて、見舞金・損失補償・代替サービスの最新状況も整理します。

今すぐ進めたい6つのステップ

GMOは、パスワードの変更を「FX取引に使っていない端末」から行うよう呼びかけています。取引に使っていたパソコンに問題がある可能性を考え、別の端末で作業するのが安全です。

  1. FX取引に使っていない端末を用意する:家族のパソコンやスマートフォンなど、取引に使っていなかった端末で作業します。
  2. 取引口座と取引ツールのパスワードを変更する:利用しているFX業者の会員ページから、MT4・MT5の口座パスワードを新しくします。すでに変更した人も、FX取引に使っていない端末からもう一度変更するようGMOは案内しています。
  3. 全セッションを切断する:パスワードを変えても、FX業者によっては古い接続が残る場合があります。FX業者の案内やマイページを確認し、切断できない場合は窓口に切断を依頼します。
  4. 取引履歴を確認する:身に覚えのない注文や決済がないかを確かめ、見つけたらFX業者に連絡します。
  5. パソコンのフルスキャンを行う:取引に使っていたパソコンをセキュリティソフトで全体検査し、ブラウザに保存したパスワードも変更します。
  6. 二要素認証を設定する:FX業者が二要素認証に対応していれば、あわせて設定します。

最優先は、取引口座のパスワード変更と全セッションの切断です。パソコンのフルスキャンも早めに済ませましょう。そのほか、VPSに保存していたパスワードや、ほかのサービスで使い回しているパスワードも変えておくと安心です。攻撃者を名乗る人からメールやメッセージが届いても、リンクやファイルは開かず、返信もしないでください。

GMOは、パスワードや認証コードを利用者に聞くことはないと案内しています。「被害金を取り戻す」などと言って費用を求める連絡には応じないでください。また、攻撃者とみられる者が情報を公開したページを開くと、開いた人の情報が取られるとGMOは説明しています。気になっても検索して開かず、GMOの公式サイトで情報を確かめましょう。

GMOは、24時間対応の問い合わせ窓口(03-5456-2560)も設けています。手順でわからない点があれば、遠慮せずに相談してみてください。

見舞金と損失補償の内容

GMOは第4報で、見舞金と損失補償の方針を公表しました。見舞金は、現在の利用者全員に一律5,000円が支払われます。被害の有無は問われず、損失補償とは別のものです。

項目内容
見舞金現在の利用者全員に一律5,000円(被害の有無を問わない)
損失補償の対象GMOの調査で認められた不正取引による実現損失
対象外相場の変動、逸失利益、間接的な損害
差し引かれるものFX業者から返金された金額
申請方法11月6日までに案内予定(11月1日時点で未発表)

※GMOの第4報に基づきます。最新情報はGMOの公式サイトでご確認ください。

損失補償の申請方法は、11月1日時点ではまだ発表されていません。GMOは11月6日までに案内する予定としています。案内を受け取ったときにすぐ動けるよう、不審な取引の日時や内容をメモし、取引履歴を保存しておきましょう。GMOは、申請のときに本人確認書類や、MT4・MT5の閲覧専用パスワードなどの提出を求める場合があるとしています。

その後、GMOは第12報で、攻撃者とみられる者に情報を公開された利用者への特別見舞金を案内しました。氏名や連絡先などの基本的な情報は1万円、取引口座のIDやパスワードなどの金融・認証に関する情報は1万5,000円、プライバシー性の高い情報は2万5,000円です。

複数の区分にあたる場合は合計され、1公開につき上限は300万円です。特別見舞金は、一律5,000円の見舞金や損失補償とは別に支払われます。

代替サービスへの乗り換えと再開の見通し

GMOは、現在のサービス基盤を再開しない方針を示しています。そのかわり、希望する利用者は代替サービスへ乗り換えられ、6か月間は無償で利用できます。

10月30日からは、見舞金と代替サービスについて利用者への個別連絡が始まっています。代替サービスの詳しい内容は、届いた案内で確認してください。

これを機に、ほかのVPSへ移る選択肢もあります。XMを利用している場合は、XMが提供するVPSも候補の一つです。条件は後の章で詳しく紹介します。

XMのセキュリティ機能と、口座を守る設定

金色の鍵と6桁の数字が表示されたスマートフォンを持ち、盾とコインが回る金庫の横に立つ茶色のハムスターのイラスト

XMには、口座を守るための仕組みがいくつも用意されているんだ。設定を少し整えるだけで、さらに安心して取引できるよ。

ここでは、XMのセキュリティ機能を活かして、今日からできる設定を紹介します。パスワードの変更、多要素認証の設定、そして出金の仕組みと不審な点があったときの連絡先まで、順番に確認していきましょう。

取引口座とプロフィールのパスワードを変更する

XMでは、会員ページにログインするためのパスワードと、MT4・MT5にログインするためのパスワードが別々に管理されています。会員ページはメールアドレスとプロフィールのパスワード、MT4・MT5は口座IDと口座のパスワードでログインします。

2種類のパスワードは別物なので、変更するときは両方を見直しましょう。ほかのサービスと同じパスワードを使い回している場合は、それぞれ異なるものに変えておくのが安心です。

取引口座のパスワードは、次の手順で変更できます。

  1. XMの会員ページにログインする
  2. 「口座の管理」を開く
  3. 「MetaTraderパスワードの変更」を選び、新しいパスワードを入力する
  4. メールか認証アプリに届いたコードで認証する

画面の表示名は変わる場合があるため、会員ページの表示に従ってください。複数の口座を持っている場合は、口座ごとに手続きが必要です。使っていない口座も含めて、一度にまとめて変更しておくと管理がラクになります。

多要素認証は認証アプリに切り替える

XMの会員ページでは、口座開設後はメールによる多要素認証が自動で有効になります。認証の方式は、認証アプリに切り替えることもできます。

メールによる認証だけでも安全性は高まりますが、認証アプリに切り替えると、ログインのたびにスマートフォンのアプリに出るコードを使う形になり、守りがさらに強くなります。

あわせて、MT4・MT5の口座パスワードも推測されにくいものにしておきましょう。

出金の仕組みと、不審な点があったときの連絡先

XMでは第三者への出金はできません。本人名義の口座にしか出金できず、入金と同じ方法で出金するのが原則です。万一ログイン情報が知られても、資金を第三者の口座へ移しにくい仕組みになっています。

あわせて取引履歴をときどき確認し、気になる注文があれば早めにXMのサポートへ相談しておくと、より安心です。

登録メールアドレスにアクセスできない場合などは、XMのサポート(support@xmtrading.com)に相談しましょう。問い合わせ先を普段から控えておくと、いざというときも落ち着いて対応できます。

VPSを安全に使い続けるためのポイント

南京錠の付いたサーバーとレンガの壁の横で、盾を構えて胸を張る茶色のハムスターのイラスト

VPSは、EAを24時間動かすうえで頼れる道具です。今回の件があったからといって、VPSそのものを避ける必要はありません。ここでは、公的機関の統計をもとに、VPSを安全に使い続けるための設定と、XMの無料VPSの条件を紹介します。

警察庁の統計からわかるリモートデスクトップの注意点

警察庁の令和7年上半期の資料では、ランサムウェアの被害に遭った企業・団体へのアンケートで、VPNやリモートデスクトップ用の機器からの侵入が感染経路の8割以上を占めていました。

その原因として、機器のIDやパスワードが非常に安易だったことや、不要なアカウントが管理されないまま残っていたことが挙げられています。2026年9月公表の令和8年上半期の資料でも、攻撃者は修正されていない弱点や漏れた認証情報を使って侵入すると説明されています。

つまり、基本的な設定を整えるだけでもリスクは下げられるということです。難しい専門知識がなくても、できることは少なくありません。

リモートデスクトップを守る5つの設定

VPSで見直したい基本の設定をまとめました。どれも一度設定すれば、あとは安心して使い続けられます。

設定内容
パスワードの見直し変更したうえで、ほかのサービスとの使い回しをやめる
接続ポートの変更リモートデスクトップの初期設定のポート番号を変える
接続元の制限接続できるIPアドレスを自分の環境に限定する
ロックアウトの設定ログインに何度も失敗したらアカウントを一時的に止める
Windows UpdateVPSのWindowsを最新の状態に保つ

※設定方法はVPSの提供元によって異なります。

設定方法がわからない場合は、利用しているVPSの提供元のサポートに確認すると安心です。

XMの無料VPSを使う条件

XMは、ForexVPSが提供するVPSを口座の利用者向けに用意しています。プランはスタンダードとプレミアムの2種類で、条件を満たすと無料で使えます。

プラン無料になる条件
スタンダード全口座の合計残高が1,000ドル以上、かつ過去30日間に往復5ロット以上の取引
プレミアムロイヤルティプログラムのPlatinum・Eliteの会員

※2026年11月1日時点のXM公式サイトの内容です。条件は変更される可能性があるため、最新情報はXM公式サイトでご確認ください。

申し込みは、XMの会員ページの「VPS」から行えます。取引口座と同じ会員ページから申し込めるので、手続きもスムーズです。ここまで紹介したパスワードやリモートデスクトップの設定もあわせて整えておけば、より安心してEAを動かせます。

対策を整えれば、EA・自動売買はXMで続けられる

右肩上がりのローソク足チャートと小さなロボット、コインに囲まれ、両腕を挙げて喜ぶ茶色のハムスターのイラスト

対策はよくわかったよ。でも、やっぱり自動売買はやめたほうがいいのかな?

やめる必要はないよ。今回のことで、どこを守ればいいかがはっきりしたんだ。守りを整えたうえで続ければ、自動売買のメリットはこれからも活かせるよ。

今回の不正アクセスの侵入経路は調査中ですが、EAによる自動売買という取引方法そのものが否定されたわけではありません。ここでは、自動売買を続ける意味を改めて確認し、XMで再スタートするための流れを紹介します。

自動売買とVPSのメリットは変わらない

EAによる自動売買は、感情に左右されずにルールどおりの取引を続けられるのが魅力です。仕事や睡眠中でも取引の機会を逃さないため、忙しい人でも続けやすい方法といえます。

そして、24時間止まらずにEAを動かすには、VPSが心強い味方になります。今回の件で見直すべきなのは、VPSを使うかどうかではなく、パスワードや接続の設定をどう管理するかです。

ポイントを押さえて運用すれば、自動売買のメリットはこれからも十分に活かせます。正しい知識と設定が、長く続けるための一番の備えになります。

XMで自動売買を始めるまでの流れ

これからXMで自動売買を始める場合も、最初から安全な設定を組み込んでおけば安心です。基本的な流れは次のとおりです。

  1. XMの口座を開設する:会員ページのパスワードは、ほかのサービスと使い回さないものにします。
  2. 多要素認証を認証アプリに設定する:口座開設の直後に設定しておくと、あとから切り替える手間が省けます。
  3. MT4またはMT5を用意する:使いたいEAに合わせて取引ツールを選びます。
  4. VPSを用意する:XMの会員ページの「VPS」から申し込むか、ほかのVPSを用意します。
  5. リモートデスクトップの設定を整えてからEAを稼働する:パスワードや接続元の制限を見直してから動かします。

順番に進めれば、難しい作業はありません。最初の設定に少しだけ時間をかけることで、その後の運用をずっと落ち着いて続けられます。

安心して続けるための習慣チェックリスト

設定を整えたあとは、日々のちょっとした習慣で安全性を保てます。次の点を定期的に確認しておきましょう。

  • 取引履歴に覚えのない注文がないかを確認する
  • 使っていないEAや口座、VPSのアカウントを放置しない
  • パスワードを定期的に見直し、使い回さない
  • VPSのWindowsを最新の状態に保つ
  • XMやVPSの提供元からのお知らせに目を通す

習慣になってしまえば、確認にかかる時間はほんのわずかです。守りの習慣を味方につけることで、自動売買をより前向きに楽しめるようになります。

FX用VPSの不正アクセスに関するよくある質問

クエスチョンマークとビックリマークの吹き出しと電球の横で、あごに手を当てて考える茶色のハムスターのイラスト

Q: お名前.comデスクトップクラウドを使っていなかった場合も、対策は必要ですか?

A: 今回の件の直接の対象ではありません。ただし、パスワードの使い回しをやめる、多要素認証を認証アプリにするといった対策は、どのVPSやFX業者を使っていても役立ちます。この機会に見直しておくと安心です。

Q: 26,739件のサーバーすべてで被害が出たのですか?

A: いいえ。26,739件は影響を受けた可能性があるサーバーの数で、不正アクセスや情報の取得が確認された件数ではないとGMOは説明しています。

Q: 損失補償はいつ申請できますか?

A: 11月1日時点で申請方法はまだ発表されていません。GMOは11月6日までに案内する予定としています。対象はGMOの調査で認められた不正取引による実現損失で、相場の変動や逸失利益などは対象外です。

Q: XMのVPSにも影響はありましたか?

A: XMが10月23日付で出したと伝えられているお知らせでは、XMのインフラやXMが提供するVPSへの影響は確認されていないとされています。

Q: XMの無料VPSは誰でも使えますか?

A: スタンダードプランは、全口座の合計残高が1,000ドル以上で、過去30日間に往復5ロット以上取引していれば無料で使えます。プレミアムプランは、ロイヤルティプログラムのPlatinum・Eliteの会員が無料で使えます。

Q: XMの出金には、どのような安全の仕組みがありますか?

A: XMでは、本人名義の口座にしか出金できず、入金と同じ方法で出金するのが原則です。第三者の口座へ出金することはできないため、資金を守りやすい仕組みになっています。

まとめ|FX用VPSの不正アクセスは対策を整えて前向きに乗り越えよう

朝日に向かって伸びる道と道しるべの横で、盾を持って前方を指し示す茶色のハムスターのイラスト

お名前.comデスクトップクラウドの不正アクセスでは、取引口座のログイン情報などが取得され、不正に利用された可能性が公表されました。侵入経路は特定されたという発表はありませんが、利用者が取れる対策ははっきりしています。

最後に、この記事で解説した要点を整理します。

確認項目押さえるポイント
影響の可能性があるサーバー数26,739件(被害が確認された件数ではない)
侵入経路11月1日時点で発表なし(第3報で調査中)
最優先の対策取引に使っていない端末からのパスワード変更と全セッションの切断
見舞金現在の利用者全員に一律5,000円
損失補償の申請方法11月6日までに案内予定
XMのパスワード会員ページ用と取引口座用の2種類を見直す
XMの多要素認証認証アプリへの切り替えがおすすめ
XMの無料VPS合計残高1,000ドル以上かつ過去30日間に往復5ロット以上など

今回の件で見えてきたのは、VPSを使った自動売買を続けるうえで、ログイン情報の守り方がとても大切だということです。パスワード、多要素認証、リモートデスクトップの設定を整えれば、リスクを抑えながら自動売買を続けられます。

XMには、会員ページの多要素認証、本人名義の口座にしか出金できない出金ルール、条件付きで無料になるVPSなど、口座を守るための仕組みが用意されています。これから自動売買を始める人も、最初から守りを整えた形でスタートしてみてください。

不安なニュースのあとこそ、自分の守りを見直すチャンスなんだ。パスワードと認証の設定を整えて、これからも落ち着いて自動売買を楽しんでいこうね。

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