
XMで原油取引に挑戦してみたいんだけど、FX通貨ペアとは全然違うの?

XMの原油はCFDといって差金決済取引だよ取引銘柄や取引時間、レバレッジのルールもFXとは別だから、これから一緒に整理していこうね
XMTrading(エックスエム)の原油(OIL・オイル)取引は、ボラティリティが非常に高いエネルギーCFD商品として多くのトレーダーに利用されている人気の銘柄です。
本記事では、XMで取引できる原油の全8銘柄から、取引時間、レバレッジ、必要証拠金、限月(決済期日)、スワップポイントまでの取引条件を網羅的に解説しています。
あわせて、原油取引のメリットとデメリット、取引開始までの具体的な手順、原油相場を動かす主要要因まで、XM公式情報に基づいて紹介していますので、原油トレードを始めたい方はぜひ参考にしてください。
XMの原油取引の基本情報

XMTradingの原油取引は、原油を原資産とするCFD取引として提供されています。まずは、XMの原油取引がどのような商品なのか、基本的な仕組みと商品タイプから確認していきましょう。
XMの原油取引は全8銘柄のCFD取引
XMでは、原油や天然ガスを含むエネルギーCFD商品として、全8銘柄を取り扱っています。内訳は現物CFD3銘柄と先物CFD5銘柄で、すべて差金決済で取引を行います。
CFDとは、原資産そのものの受け渡しを行わずに、売値と買値の差額のみを現金で決済する金融商品です。実物の原油を受け取る必要がないため、少額の証拠金で売買ができ、売りから入るショートポジションも取ることが可能です。原油の価格が上昇する相場でも下落する相場でも、どちらの方向でも利益を狙える点がCFD取引の大きな特徴といえます。
XMの原油銘柄は、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座、Zero口座のすべての口座タイプで取引できます。なお、固定レバレッジや契約サイズは口座タイプ共通ですが、スプレッドなど一部の取引コストは口座タイプによって異なる場合があるため、取引前に最新の数値をご確認ください。
XMの原油は現物CFDと先物CFDの2種類
XMの原油銘柄は「現物CFD」と「先物CFD」の2種類に大別されます。両者は取引の性質や満期日の有無で異なるため、事前に違いを理解しておくことが重要です。
| 項目 | 現物CFD | 先物CFD |
|---|---|---|
| シンボル末尾 | Cash | 限月表記(例:JUN26) |
| 限月(決済期日) | なし | あり(約1カ月) |
| スワップポイント | 発生する | スワップフリー |
| レバレッジ | 200倍 | 33.3倍または66.7倍 |
| 対応プラットフォーム | MT5のみ | MT4/MT5/XMアプリ/WebTrader |
現物CFDは決済期日がなく長期保有が可能ですが、ポジションを翌営業日に持ち越すとスワップポイントが発生します。先物CFDには限月があり、満期日に自動決済される点に注意が必要ですが、スワップフリーのため保有コストを抑えることが可能です。
原油取引のボラティリティと値動きの特徴
原油は、世界経済の動向や地政学的リスク、需要と供給のバランスによって価格が大きく変動する商品です。値動きが大きいため、短時間で利益を狙いやすい一方、損失リスクも高くなる特性があります。
原油価格は、OPECプラスの生産調整、世界的な景気変動、米国の週間石油在庫統計、産油国を中心とした地政学リスクなど、さまざまな要因の影響を受けて変動します。FX通貨ペアとは異なる値動きをするため、ポートフォリオの分散先としても活用できる銘柄です。
原油は、いわゆるハイリスク・ハイリターンに分類され、ダイナミックな値動きを好むトレーダーに利用されている銘柄の1つです。XMではゼロカットシステムにより入金額を超える損失は発生しませんが、投入資金を短期間で失う可能性は残るため、レバレッジ設定とポジションサイズを慎重に管理したうえで取引を行うことが重要です。
XMの原油取引銘柄一覧

XMで取引できる原油銘柄は、産出地や商品形態によって複数に分かれています。ここでは、現物CFDと先物CFDに分けて、全8銘柄の詳細を一覧で紹介します。
原油現物CFDの取引銘柄(3銘柄)
XMの原油現物CFDは、以下の3銘柄で構成されています。
| シンボル名 | 正式名称 | 商品内容 | 1ロットの取引量 |
|---|---|---|---|
| OILCash | WTI Oil Cash | WTIニューヨーク原油 | 100 Barrels |
| BRENTCash | BRENTCash | ロンドン原油 | 100 Barrels |
| NGASCash | Natural Gas Cash | 天然ガス | 1,000 MMBtu |
現物CFDは満期日がないため長期保有が可能ですが、XMの原油現物CFD商品はMT5でのみ取引可能な点に注意してください。MT4では現物CFD銘柄が気配値表示に表示されません。
原油先物CFDの取引銘柄(5銘柄)
XMの原油先物CFDは、以下の5銘柄で構成されています。現物CFDよりも銘柄数が多く、原油以外に軽油や天然ガスも取引可能です。
| シンボル名 | 正式名称 | 商品内容 | 1ロットの取引量 |
|---|---|---|---|
| OIL | WTI OIL | WTIニューヨーク原油先物 | 100 Barrels |
| BRENT | Brent Crude OIL | ロンドン原油先物 | 100 Barrels |
| OIL Mn | WTI OIL Mini | WTIニューヨーク原油先物ミニ | 10 Barrels |
| GSOIL | London Gas OIL | ロンドン軽油先物 | 4 Tonnes |
| NGAS | Natural Gas | 天然ガス先物 | 1,000 MMBtu |
WTI原油は、米国テキサス州西部で産出される軽質で硫黄分の少ない高品質な原油です。ロンドン原油(ブレント原油)は、北海油田で産出される原油で、ヨーロッパや中東での取引指標となっています。OIL Mnは、WTI原油と同じ原資産ながら1ロットの取引量を10分の1に設定した銘柄で、少額から先物CFDに挑戦したい方に適しています。

銘柄が8つもあると、どれを選べばいいか迷っちゃうな…

取引量を重視するならOILかBRENTがおすすめだよ少額から試したい初心者なら、0.01ロットから取引できる現物CFDのOILCashか、1ロットの取引量が小さいOIL Mnから始めると安心だね
XMの原油取引条件

XMの原油取引では、取引時間、レバレッジ、必要証拠金、スプレッド、スワップポイント、取引サイズなど、FX通貨ペアとは異なる取引条件が適用されます。銘柄ごとに条件が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
XMの原油の取引時間
XMの原油取引時間は日本時間で以下のとおりです。夏時間と冬時間で1時間ずつ異なるため、サマータイムの切り替わりにも注意してください。
| 銘柄 | 夏時間 | 冬時間 |
|---|---|---|
| OILCash / OIL / OIL Mn | 7:05〜翌5:55 | 8:05〜翌6:55 |
| NGASCash / NGAS | 7:05〜翌5:55 | 8:05〜翌6:55 |
| BRENTCash / BRENT | 9:05〜翌6:55 | 10:05〜翌7:55 |
| GSOIL | 9:05〜翌5:55 | 10:05〜翌6:55 |
※金曜日のみ夏時間は翌5:10、冬時間は翌6:10に閉場 ※土日は取引停止
なお、原油先物CFDには限月があるため、満期の前営業日は新規注文が停止となり、決済注文のみが可能になります(限月の詳細は後述)。
原油取引は、週末およびメンテナンス時間を除いてほぼ24時間の取引が可能です。平日は平均して1日あたり約22時間の取引ができるため、日本時間の日中・夜間どちらのタイミングでもトレードを行えます。
XMの原油のレバレッジ
XMの原油取引に適用されるレバレッジは、すべての口座タイプで共通の固定レバレッジです。有効証拠金の残高によるレバレッジ制限を受けないため、証拠金残高にかかわらず、常に一定のレバレッジで原油トレードが行えます。
| 銘柄種別 | 対象銘柄 | 最大レバレッジ |
|---|---|---|
| 現物CFD | OILCash / BRENTCash / NGASCash | 200倍 |
| 先物CFD | OIL / BRENT / OIL Mn | 66.7倍 |
| 先物CFD | GSOIL / NGAS | 33.3倍 |
XMのFX通貨ペアの最大レバレッジは1,000倍ですが、原油はエネルギーCFDとして別の固定レバレッジが適用される点にご注意ください。原油銘柄の取引では、口座に設定しているレバレッジは適用されず、自動的に銘柄ごとに定められたレバレッジが適用されます。
XMの原油の必要証拠金と計算方法
XMの原油取引で必要な証拠金は、取引銘柄の価格、必要証拠金率、取引ロット数により異なります。必要証拠金は以下の計算式で算出できます。
必要証拠金 = ロット数 × 契約サイズ × オープン価格 ÷ レバレッジ
例えば、OIL(WTI原油先物)を「1ロット」、オープン価格「70ドル/バレル」、レバレッジ「66.7倍」で取引する場合の必要証拠金は次のとおりです(価格70ドル・ドル円130円は計算例として仮定した値で、実際の相場や換算レートにより必要証拠金は変動します)。
1ロット × 100バレル × 70ドル ÷ 66.7倍 ≒ 105ドル
取引口座の基本通貨が日本円(JPY)の場合は、ドル円(USD/JPY)の現在価格を乗じて円換算します。ドル円が130円と仮定した場合、必要証拠金は約13,650円となります。
レバレッジを使わずに原油100バレルを取引する場合は約91万円もの資金が必要になりますが、XMの66.7倍の固定レバレッジを活用することで、少額から原油取引を始めることが可能です。
XMの原油のスプレッド
XMの原油のスプレッドは変動制で、流動性が低い時間帯や、重要経済指標の発表前後には広がりやすくなるため、スプレッドの動きを意識した取引が重要です。
原油のスプレッドはFX通貨ペアと比べるとやや広めの傾向があり、取引時間帯や相場状況によって大きく変動します。XMでは公式に平均スプレッドは公表されていないため、取引前にはMT4/MT5の気配値表示で最新の数値を確認することをおすすめします。
最新のスプレッドは、XMの公式サイトもしくはMT4/MT5の気配値表示で確認できます。XMでは、各種ボーナスやXMポイントが貯まるロイヤルティプログラムを活用することで、実質的な取引コストを抑えることが可能です。
XMの原油のスワップポイント
XMの原油取引では、現物CFD銘柄にのみスワップポイントが発生します。先物CFDはすべてスワップフリーのため、ポジションを翌日以降に持ち越してもスワップコストはかかりません。
| 銘柄種別 | スワップポイント |
|---|---|
| 現物CFD(OILCash / BRENTCash / NGASCash) | 発生する |
| 先物CFD(OIL / BRENT / OIL Mn / GSOIL / NGAS) | 発生しない(スワップフリー) |
長期保有を前提とする場合、スワップフリーの先物CFDは保有コストを抑えられる一方、限月による自動決済の期日に注意する必要があります。逆に、期日を気にせず長期保有したい場合は現物CFDが適していますが、マイナススワップが継続して発生する可能性があります。取引スタイルに応じて、現物CFDと先物CFDを使い分けることが重要です。
XMの原油の取引量と最小/最大取引サイズ
XMの原油は、銘柄ごとに1ロットあたりの取引量が異なります。最小ロットと最大ロットも銘柄によって異なるため、事前に確認してから取引を行いましょう。
| シンボル名 | 1ロット取引量 | 最小ロット | 最大ロット |
|---|---|---|---|
| OILCash | 100 Barrels | 0.01ロット | 330ロット |
| BRENTCash | 100 Barrels | 0.01ロット | 270ロット |
| NGASCash | 1,000 MMBtu | 0.01ロット | 370ロット |
| OIL | 100 Barrels | 1ロット | 280ロット |
| BRENT | 100 Barrels | 1ロット | 280ロット |
| OIL Mn | 10 Barrels | 1ロット | 2,800ロット |
| GSOIL | 4 Tonnes | 1ロット | 200ロット |
| NGAS | 1,000 MMBtu | 1ロット | 180ロット |
現物CFDは最小0.01ロットから取引できるのに対し、先物CFDの最小取引単位は1ロットとなっている点にご注意ください。少額から取引したい場合は、0.01ロット対応の現物CFD、または1ロットあたりの取引量が小さいOIL Mnが選択肢となります。
なお、原油や天然ガスの取引量の単位は、Barrel(バレル)、Tonne(トン)、MMBtu(ミリオン ブリティッシュ・サーマル・ユニット)と、FX通貨ペアの通貨単位とは異なります。1ロットあたりの取引量と単位を事前に把握しておくことが、適切な資金管理のポイントです。
XMの原油先物CFDの限月(決済期日)


「限月(げんげつ)」って聞いたことはあるけど、よくわからないんだよね…

簡単に言うと、先物取引の決済期日のことだよXMの原油先物CFDはおおよそ1カ月ごとに期日が来るから、ポジションを持ったままだと自動で決済されちゃうんだ
XMの原油先物CFDには「限月」と呼ばれる決済期日が設定されており、満期日を迎えるとポジションは自動的に決済されます。限月取引を正しく理解しておくことが、原油先物CFDで意図せぬ損失を避けるために重要です。
限月取引の基本ルール
XMの原油先物CFDの限月期間は、基本的におおよそ1カ月です。先物CFDの取引可能期間は、取引開始日から満期の前々営業日までで、満期の前営業日からは新規注文が停止となり決済注文のみ可能になります。
| タイミング | 可能な注文 |
|---|---|
| 取引開始日〜満期の前々営業日 | 新規注文・決済注文 |
| 満期の前営業日 | 決済注文のみ |
| 満期日 | 未決済ポジションは自動決済 |
満期日を迎えた時点でポジションを保有していると、その時点の最終レートで自動決済されます。また、「決済のみ可」の日付や「満期日」は、市場の状況によって前倒しされる可能性があるため、取引前やポジションを翌営業日に持ち越す場合は必ず最新のスケジュールを確認してください。
なお、XMの原油先物CFDは、満期日を迎えるたびに新たな限月の銘柄にリセットされます。そのため、同じシンボル名であっても月によって異なる満期日が設定される点に注意が必要です。
限月の確認方法
XMの原油先物CFDの限月は、主に以下3つの方法で確認できます。
- XM公式サイトの「エネルギー」ページで確認する
- MT4/MT5の「仕様」で確認する
- XMTradingアプリの「銘柄の詳細」で確認する
XM公式サイトでは、「有効な取引」タブをクリックすることで、各原油銘柄の「開始日」「決済のみ可」「満期日」が一覧表示されます。MT4/MT5では、気配値表示ウィンドウで対象銘柄を右クリックし「仕様」を選択すると、「最初の取引」と「最後の取引」で取引開始日時と満期日時を確認できます。
XMTradingアプリでも、チャート画面下部の「銘柄の詳細」から限月を確認可能です。外出先でも手軽に確認できるため、ポジションを保有している間は定期的にチェックすることをおすすめします。
XMで原油取引をするメリット

XMの原油取引には、海外FX業者ならではの特徴を活かしたメリットが多数あります。ここでは、特にトレーダーにとって注目すべき4つのメリットを紹介します。
ゼロカットシステムで追証なし
XMでは、原油を含む全銘柄を対象にゼロカットシステムが採用されています。ゼロカットシステムとは、市場の急変動により口座残高がマイナスになった場合に、XMがマイナス分を補填して口座残高を自動的にゼロにリセットするシステムです。
原油はボラティリティが非常に高いため、重要指標の発表時や地政学リスクが高まる局面では、想定以上の価格変動が起こる可能性があります。国内FX業者では追加証拠金(追証)の支払い義務が発生するケースも多いですが、XMでは入金額以上の損失が発生しない仕組みのため、極端な相場変動が起こった際のリスク管理に有効です。
なお、XMの自動応答サポートは週7日24時間対応、担当者によるライブチャットサポートは平日に日本語で対応しているため、取引中に不明点が発生した場合も問い合わせが可能です。
原油先物CFDはスワップフリー
前述のとおり、XMの原油先物CFD(OIL・BRENT・OIL Mn・GSOIL・NGAS)はすべてスワップフリーで取引できます。中長期で原油のトレンドを狙う取引において、保有コストが蓄積しない点は大きなメリットです。なお、XMではコモディティや株価指数、仮想通貨、プラチナ・パラジウムの先物CFDもスワップフリーの対象となっています。
口座開設ボーナスで少額から取引可能
XMでは、新規に口座開設した方を対象に、口座開設ボーナスを提供しています。入金不要でボーナスクレジットを受け取れるため、自己資金を用意せずに原油取引を始めることが可能です。
加えて、入金ボーナスやXMポイントが貯まるロイヤルティプログラムも用意されており、取引のたびにポイントが蓄積する仕組みです。貯まったXMポイントは、ボーナスクレジットに変換して取引証拠金として再利用できます。ボーナスキャンペーンの内容や金額は時期により変わるため、最新情報はXMの公式サイトで確認してください。
MT4/MT5とXMアプリでいつでも取引可能
XMの原油銘柄は、MT4、MT5、XMTradingアプリ(XMスマホアプリ)、XM WebTraderのすべてのプラットフォームで取引できます(ただし原油現物CFDはMT5のみの対応)。PCはもちろん、スマートフォンやタブレットからも取引できるため、外出先でも相場変動に柔軟に対応することが可能です。
特にボラティリティの高い原油市場では、エントリーや利益確定のタイミングを逃さないことが重要です。XMスマホアプリを利用すれば、指標発表のタイミングや地政学リスクが高まった瞬間にも即座に対応できます。XMアプリでは、TradingCentral社が提供する高度な分析データも無料で閲覧可能です。

ゼロカットシステムがあるなら、ハイレバレッジでも怖くないね!

そうだね入金額以上の損失は発生しないから、レバレッジをかけても安心して挑戦できるよただし、頻繁にロスカットされると取引機会そのものを失うから、資金管理はしっかり行おうね
XMで原油取引をするデメリット・注意点

XMの原油取引には多くのメリットがある一方で、取引を始める前に押さえておきたい注意点もあります。以下のデメリットを事前に把握しておくことで、想定外のトラブルを回避できます。
マイナス価格には非対応
XMの原油先物CFDは、原油価格がマイナスになる場合には対応していません。MT4/MT5やXMアプリの取引プラットフォームは金融商品のマイナス価格に対応していないため、原油を含むエネルギー先物CFD銘柄の価格が0円となった段階で、最後の取引可能なレートを参照して未決済ポジションが自動的に決済されます。ポジションが強制的に閉じる仕組みのため、極端な価格変動時にも想定外のマイナス残高を負うリスクを回避できる設計です。
過去には2020年4月にWTI原油先物価格が一時マイナスとなる事例も発生しています。こうした極端な相場状況を想定し、ポジションサイズの管理と損切り設定を徹底することが重要です。
両建て時は片側分の証拠金が必要
XMで原油の両建て取引を行う場合、買いまたは売りの片方のポジション分の証拠金が必要となります(両建てポジション合計に対して実質的に50%の必要証拠金)。XMのFX通貨ペアやゴールド、シルバーでは両建てポジションの必要証拠金がゼロになりますが、原油を含むその他のCFD銘柄では、反対ポジションを建てる際にも片側分の証拠金が求められる仕組みです。
両建て取引を行う際は、有効証拠金が必要証拠金以上あるかを事前に確認してください。なお、XMでは同一口座内での両建てのみが認められており、複数口座をまたいだ両建てや他社との両建ては禁止されています。取引ルールの範囲内で両建て取引を活用しましょう。
XMで原油取引を始める手順

XMで原油取引を始めるには、口座開設からチャート表示設定まで、いくつかのステップが必要です。ここでは、初心者の方でもスムーズに取引を開始できるよう、具体的な手順を紹介します。
XMの口座を開設する
XMの公式サイトから、リアル口座の開設手続きを行います。
- XM公式サイトのホームから「リアル口座開設」をクリック
- 名前、住所、メールアドレス、電話番号などの個人情報を半角英数字で登録
- 取引プラットフォーム(MT4またはMT5)、口座タイプ、基本通貨、レバレッジを選択
- メールアドレス認証を行い、会員ページへログイン
- 本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)と住所確認書類を提出
- 口座が有効化されれば取引を開始可能
口座開設の手続きは最短で即日完了します。原油現物CFDを取引したい場合は、取引プラットフォームに「MT5」を選択してください。なお、口座開設後のレバレッジは会員ページから変更できますが、基本通貨や口座タイプの変更はできない仕様のため、異なる設定で取引したい場合は追加口座を開設する必要があります。入金や出金も会員ページから対応しています。
MT4/MT5をダウンロードする
口座開設後は、取引プラットフォームのMT4またはMT5を端末にダウンロードしてインストールします。XM公式サイトの「プラットフォーム」メニューから、Windows版、Mac版、iOS版、Android版を無料でダウンロード可能です。
ダウンロードするプラットフォームを選ぶ際は、取引したい原油銘柄の種類に注意してください。原油現物CFD(OILCash・BRENTCash・NGASCash)はMT5でのみ取引可能で、MT4では気配値表示に銘柄が表示されません。
一方、原油先物CFD(OIL・BRENT・OIL Mn・GSOIL・NGAS)はMT4とMT5のどちらでも取引できます。現物CFDを取引する予定がある場合、またはどちらの銘柄にも対応できるようにしたい場合は、MT5を選択するのが安心です。
インストール後、XMから届いたログインIDとパスワード、口座のサーバー名を入力してログインしてください。スマートフォンでの取引をメインにしたい場合は、XMTradingアプリをダウンロードすると、会員ページ機能と取引機能を1つのアプリで利用できます。
原油銘柄のチャートを表示する
MT4/MT5へのログイン後、原油銘柄のチャートを表示させましょう。
- 「気配値表示」ウィンドウを開く
- 銘柄が表示されていない場合は、ウィンドウ内で右クリックして「すべて表示」を選択
- 取引したい原油銘柄(例:OIL)を右クリックして「チャート表示」を選択
- チャートが表示されたら、時間足やインジケーターを設定
XMでは、原油銘柄は「Energies」カテゴリに分類されています。MT5では現物CFDも取引可能ですが、MT4では現物CFDは表示されないため、MT4ユーザーは先物CFDのみが表示される点にご注意ください。
注文を発注する
チャートが表示されたら、注文を発注して取引を開始します。
- 気配値表示の銘柄をダブルクリック、またはチャート上で右クリックして「新規注文」を選択
- 取引数量(ロット)、注文方法(成行注文または指値注文)、損切り(ストップロス)、利益確定(テイクプロフィット)を設定
- 「成行売り」または「成行買い」をクリックして注文確定
原油はボラティリティが高いため、エントリー時には必ず損切り注文を設定することをおすすめします。ゼロカットシステムが利用可能とはいえ、損失を最小限に抑える資金管理がトレードの成功に直結します。
XMの原油取引で押さえておきたい相場の特徴


原油トレードで勝率を上げるコツってあるの?

原油は値動きの要因とタイミングがある程度読みやすい銘柄だから、市場の活発な時間帯と重要な指標発表日を押さえておくだけでもトレード精度は変わるよ
原油相場は、世界経済の動向や地政学的要因に大きく左右される特性があります。取引で成果を上げるためには、相場の値動きに影響する要因を理解しておくことが重要です。
ニューヨーク市場の時間帯が最も活況
XMの原油は、日本時間の22時頃から翌2時頃にかけて、最も活発に取引されます。これは、ニューヨーク市場がオープンしている時間帯で、世界中の機関投資家やトレーダーが参加するため、流動性が高まり大きな値動きが発生しやすいためです。
ボラティリティが高い時間帯は、短時間で小さな利益を繰り返し狙うスキャルピングや、数時間から1日で決済するデイトレードに適しています。ただし、値動きが激しい分、損失リスクも高まるため、ポジションサイズを適切に管理することが重要です。
一方、日本時間の朝方(7時〜9時頃)は取引量が少なく、スプレッドが広がりやすい傾向があります。この時間帯の取引は、流動性が低いことを踏まえて慎重に行うことをおすすめします。
週間石油在庫統計の発表日に注目
XMの原油価格は、毎週水曜日23:30(冬時間は翌0:30)に発表される「アメリカ週間石油在庫統計」の結果で大きく変動する可能性があります。週間石油在庫統計とは、アメリカのエネルギー情報局(EIA)が発表する米国内の石油在庫状況のデータです。
在庫の増減だけでなく、ガソリン・留出油・軽油・灯油などの種別ごとの数値が注目されます。特に、ニューヨーク原油先物市場の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシング地区の在庫データは重要視されています。
在庫が市場予想よりも多ければ原油価格の下落要因、少なければ上昇要因となる傾向があります。発表前後は相場が急変するため、ポジションを保有したまま指標発表を迎える場合は、損切り設定を必ず行ってリスクを限定してください。指標発表時の取引を避け、結果が落ち着いてからエントリーするのも有効な戦略の1つです。
世界情勢・地政学リスクの影響を受けやすい
原油価格は、産油国を中心とした地政学リスクや国際情勢の変化に敏感に反応します。特に中東地域での紛争や政治的緊張、OPECプラス(石油輸出国機構と非加盟主要産油国)の生産調整会合の結果は、原油価格を大きく動かす要因です。
また、世界経済の景気動向や需要予測も原油価格に影響します。世界的に景気が拡大する局面では原油需要が増加して価格が上昇し、景気停滞期には需要が減少して価格が下落する傾向があります。
日々のニュースや経済指標、主要国の政策発表を確認しながら、原油相場の方向性を分析することが重要です。XMでは、高度なテクニカル分析データを提供するTradingCentral社のレポートを全ユーザーに無料で提供しているため、分析ツールを活用して取引戦略を組み立てることをおすすめします。
長いトレンドが発生しやすい
原油銘柄は、強いトレンドが継続しやすい特徴があります。トレンドが強い局面では、短期的な変動を繰り返しながらも、長期的には一方向に価格が動くため、中長期の利益を狙いながら短期的な取引も可能です。トレンドフォロー手法との相性が良く、方向性が明確な相場ではエントリーと決済の判断がしやすくなります。
ただし、前述の通り、原油先物CFDをお取引する場合には、長期トレードに注意が必要です。原油先物CFDは決済期日が約1カ月の限月取引のため、日を跨いでポジションを保有する際は、限月の期日を必ずご覧ください。長期的な原油の値上がりを狙いたい場合は、限月のない現物CFDを選択すると、期日を気にせず保有することが可能です。
XMの原油取引に関するよくある質問

Q: XMの原油取引の最大レバレッジはいくつですか?
A: 原油現物CFDは200倍、原油先物CFDは33.3倍または66.7倍の固定レバレッジが適用されます。OIL・BRENT・OIL Mnは66.7倍、GSOILとNGASは33.3倍です。口座タイプや有効証拠金残高にかかわらず、常に同じレバレッジで取引できます。
Q: XMの原油の取引時間は何時から何時までですか?
A: OIL・OILCash・OIL Mn・NGAS・NGASCashの取引時間は、夏時間で7:05〜翌5:55、冬時間で8:05〜翌6:55です。BRENT・BRENTCashは夏時間で9:05〜翌6:55、冬時間で10:05〜翌7:55、GSOILは夏時間で9:05〜翌5:55、冬時間で10:05〜翌6:55となります。金曜日のみ閉場時間が早まります。
Q: XMの原油取引にスワップポイントは発生しますか?
A: 原油現物CFDにはスワップポイントが発生しますが、原油先物CFDはスワップフリーのため発生しません。長期保有時の保有コストを抑えたい場合は、先物CFDが選択肢となります。
Q: XMの原油先物CFDの期限(限月)はどのくらいですか?
A: XMの原油先物CFDの限月期間は、基本的におおよそ1カ月です。取引可能期間は、取引開始日から満期の前々営業日までで、満期の前営業日は新規注文が停止となり決済注文のみが可能になります。満期日にはポジションが自動的に決済されます。
Q: XMの原油取引のスプレッドはどのくらいですか?
A: XMの原油スプレッドは変動制となっており、市場の流動性や重要指標の発表前後には変動します。最新のスプレッドは、XM公式サイトもしくはMT4/MT5の気配値表示で確認できます。
Q: XMで原油取引ができない場合の原因と対処法を教えてください。
A: 原油取引ができない主な原因には、取引時間外である、原油先物CFDの期限切れ、限月の切り替えタイミング、証拠金不足、気配値表示に銘柄が未表示であることなどが挙げられます。気配値表示に銘柄が表示されない場合は、ウィンドウ内で右クリックして「すべて表示」を選択してください。また、現物CFDはMT5のみの取り扱いのため、MT4では取引できません。
Q: XMで原油取引する際に追加の手数料はかかりますか?
A: XMの原油取引では、スプレッド以外の取引手数料は基本的にかかりません。ただし、現物CFDを翌営業日に持ち越す場合はスワップポイントが発生し、これが実質的なコストとなります。先物CFDはスワップフリーのため、スプレッドのみが取引コストとなります。
Q: XMで天然ガスの取引はできますか?
A: はい、XMでは天然ガスを原資産としたNGASCash(現物CFD)とNGAS(先物CFD)を取り扱っており、原油と同じエネルギーCFDの一種として取引可能です。NGASCashは200倍、NGASは33.3倍の固定レバレッジが適用されます。
まとめ


XMの原油はボラティリティが高い分、固定レバレッジとゼロカットで戦略的に挑戦できる銘柄だよ取引条件を押さえて、自分に合ったスタイルで原油トレードに挑戦してみてね
XMTradingの原油取引は、現物CFD3銘柄と先物CFD5銘柄の合計8銘柄で構成されるエネルギーCFDとして提供されています。現物CFDは200倍、先物CFDは33.3倍または66.7倍の固定レバレッジが適用され、口座タイプや有効証拠金の残高にかかわらず一定のレバレッジで取引できる仕組みです。
先物CFDはスワップフリーのため保有コストがかかりませんが、おおよそ1カ月の限月(決済期日)が設定されているため、満期日までに決済するか新しい限月の銘柄に乗り換える必要があります。一方、限月のない現物CFDはMT5でのみ取り扱いがあり、ポジションを翌営業日に持ち越すとスワップポイントが発生する仕様です。
XMではゼロカットシステムにより入金額を超える損失は発生しませんが、ボラティリティの高い原油相場では投入資金を短期間で失う可能性もあるため、ポジションサイズとレバレッジの管理は重要です。
また、原油相場はニューヨーク市場の時間帯に取引が活発になる傾向があり、アメリカ週間石油在庫統計の発表や地政学リスクの影響で大きく変動する点も押さえておきたいポイントです。
本記事で紹介した取引銘柄・取引時間・レバレッジ・必要証拠金・限月・スプレッド・スワップポイントなどの条件と注意点を踏まえ、ご自身の取引スタイルに合った原油銘柄を選んで、XMの原油取引を始めてみてください。










